なるか連覇&14年連続の快挙
8月最初の重賞は、サマー2000シリーズ第3戦。函館記念から連闘で臨む馬はさすがに皆無だが、第1戦の七夕賞からは勝ち馬のミヤビランベリが連勝を狙って参戦してきた。これに、上がり馬ダイシングロウ、復調ムード漂うドリームジャーニー、長期休養明け2戦目のサンレイジャスパーを加えた4頭が、上位人気を形成しそうだ。
この4頭の中で、注目すべき記録がかかっているのが、サンレイジャスパー。勝てば、グレード制導入以降、牝馬として5頭目の「牡牝混合重賞連覇」を達成する。2000m重賞となると、エアグルーヴに次ぐ2頭目の快挙だ。
ノーブルグラス 札幌スプリントS 95・96
エアグルーヴ 札幌記念 97・98
スティンガー 京王杯スプリングC 00・01
シーイズトウショウ 函館スプリントS 04・05
サンレイジャスパー 小倉記念 07・08?
サンレイジャスパーに騎乗予定の佐藤哲三も、このレースを勝てば自身の連続記録をさらに伸ばす。現役6人目の「14年連続重賞制覇」だ。現役で目下10年以上連続で重賞を勝っている騎手は、以下の12人。
22年(87~08) 武豊 通算253勝
20年(88~07) 柴田善 通算74勝
18年(91~08) 藤田 通算76勝
17年(92~08) 蛯名 通算79勝
14年(95~08) 横山典 通算100勝
13年(95~07) 佐藤哲 通算36勝
13年(96~08) 四位 通算56勝
11年(99~07) 福永 通算62勝
10年(98~07) 秋山 通算14勝
10年(99~08) 安藤勝 通算60勝
10年(99~08) 後藤 通算42勝
10年(99~08) 武幸 通算25勝
デビューから22年連続で重賞を勝っている武豊は、通算253勝、年間23勝(05年)も最多。さらに、通算13年、目下6年連続で重賞10勝以上という大記録も保持。今年はまだ2勝しかしていないが、後半で8勝の固め撃ちは決して不可能ではないはずだ。
G1級での影の薄さから、重賞も勝てない印象がある柴田善は、意外にも重賞はコンスタントに勝ち続けており、この20年で重賞2勝以下に終わった年は1年しかない。今年はここまで未勝利だが、後半できっちり勝ち星をあげてみせるか。
コンスタントに勝つという点で最も際立っているのは、秋山。年間3勝以上あげた年はなく、1~2勝を10年間積み重ね、通算14勝。驚くべき「効率のよさ」だ。また、上記12人の中で同騎手だけG1級未勝利というのも目を引く。地味な騎手の地味な連勝記録が、どこまでも続くことを期待したい。函館記念のハナ差2着はつくづく惜しかった!

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