リーディング陥落も院政時代へ
ラストクロップが5歳となった今年は、13年君臨し続けたリーディングサイヤーの座から陥落必至となったサンデーサイレンス。
しかし先週の東西2歳ステークスは以下のような結果となり、SSの血が第二の黄金期を迎えたことを改めて印象づけた。
新潟2歳ステークス
1着 セイウンワンダー 母父サンデーサイレンス
2着 ツクバホクトオー 父フジキセキ
3着 バンガロール 父アグネスタキオン
4着 エイシンタイガー 母父サンデーサイレンス
小倉2歳ステークス
1着 デグラーティア 父フジキセキ
2着 コウエイハート 父バブルガムフェロー
3着 ツルマルジャパン 父マンハッタンカフェ
4着 シルクナデシコ 父フジキセキ
SS後継候補の筆頭は、父同様2~3歳戦で目ざましい活躍をしているアグネスタキオンとみるのが一般的だろう。しかし、ここにきて種牡馬としての奥の深さを最も感じさせるのは、フジキセキである。
96年産のトウショウアンドレから06年産のデグラーティアまで、全11世代で重賞ウィナーを輩出。G1初勝利(05年JCダート・カネヒキリ)までは時間を要したものの、その後3年でさらに3頭のG1馬を輩出(コイウタ・ファイングレイン・エイジアンウインズ)。ほかにもこの間、ドリームパスポート、キンシャサノキセキ、グレイスティアラ(全日本2歳優駿)、Sun Classique(ドバイシーマクラシック)などを送り出しており、その安定感と成長力には目を見張らされる。04年の菊花賞(デルタブルース)以降G1を、昨年の毎日王冠(チョウサン)以降重賞を勝っていない、1歳下のダンスインザダークと対照的だ。
SS2世種牡馬のJRA平地重賞勝利数と同G1馬頭数は以下のとおり。
フジキセキ 37勝 4頭
ダンスインザダーク 23勝 3頭
アグネスタキオン 20勝 4頭
スペシャルウィーク 10勝 1頭
ステイゴールド 9勝 1頭
アドマイヤベガ 7勝 1頭
マーベラスサンデー 4勝
マンハッタンカフェ 3勝
ジェニュイン 1勝
エイシンサンディ 1勝
タヤスツヨシ 1勝
ロイヤルタッチ 1勝
ニューイングランド 1勝
今後、化ける可能性がありそうなのは、ステイゴールド。種牡馬としてのキャリアはアグネスタキオンと同じだが、種付け頭数と繁殖牝馬のレベルが段違いであることを考えると、重賞9勝は驚異的とすら言える。そのポテンシャルはかなり高いだろう。
秋競馬開幕週は変則3日開催で4重賞。アグネスタキオン産駒を除く主だったSS2世種牡馬の産駒が、有力馬として参戦する。セントウルSのファイングレイン、朝日チャレンジCのドリームジャーニーはおそらく1番人気。重賞ではないが、秋華賞トライアル、紫苑Sのレッドアゲートも大本命に支持されるだろう。
今週も主役はSSの孫たちになりそうだ。

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Posted by: みんな の プロフィール | 09/16/2008 at 09:16 PM