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03/17/2010

始動!2歳王者

最優秀2歳牡馬のタイトルには100%直結するが、クラシックには全くと言っていいほど直結しなくなった朝日杯FS。いやクラシックどころではない。年明け初戦を勝つ馬すらほとんどいなくなっている。朝日杯FSが「東のチャンピオン決定戦」から「牡馬のチャンピオン決定戦」になった91年以降の勝ち馬と、その年明け初戦の成績は以下のとおり。

91年ミホノブルボン   スプリングS2番人気1着
92年エルウェーウィン  休養
93年ナリタブライアン  共同通信杯1番人気1着(→スプリングS1番人気1着)
94年フジキセキ     弥生賞1番人気1着
95年バブルガムフェロー スプリングS1番人気1着
96年マイネルマックス  NHKマイルC3番人気13着
97年グラスワンダー   休養
98年アドマイヤコジーン 休養
99年エイシンプレストン きさらぎ賞1番人気9着
00年メジロベイリー   休養
01年アドマイヤドン   若葉S1番人気3着
02年エイシンチャンプ  弥生賞2番人気1着
03年コスモサンビーム  スプリングS1番人気5着
04年マイネルレコルト  弥生賞2番人気3着
05年フサイチリシャール 共同通信杯1番人気2着(→スプリングS1番人気2着)
06年ドリームジャーニー 弥生賞2番人気3着
07年ゴスホークケン   ニュージーランドT1番人気12着
08年セイウンワンダー  弥生賞2番人気8着
09年ローズキングダム  スプリングS1番人気?着

年明け初戦を勝った馬も、春を棒に振った馬も最初の10年に集中しているのは、かつての朝日杯FSが「最優秀2歳牡馬」決定戦にふさわしいハイレベルの激戦だったからにほかならない。ハイレベルゆえその勝者は強く、激戦ゆえその反動は大きいわけである。
しかし01年以降の勝ち馬はすべて順調に使われ、年明け初戦を制したのはエイシンチャンプのみ。のちの最優秀ダートホース、アドマイヤドンも、最優秀4歳以上牡馬ドリームジャーニーも、3歳春は未勝利、3冠はすべて馬券圏外だった。

さてローズキングダム。非の打ちどころのない3戦3勝は、久々にクラシック直結を感じさせる。バブルガムフェロー以来14年ぶりの「3歳初戦1番人気1着」が見られる可能性はかなり高そうだ。奇しくも、朝日杯FSの前のレースは、バブルと同じ東京芝1800m戦(バブルの「府中3歳S」は東スポ杯の前身)。バブルはスプリングSを勝ったあと骨折に見舞われ、イシノサンデー、ロイヤルタッチ、ダンスインザダーク、フサイチコンコルドらとの対戦がかなわなかったが、ローズキングダムにはぜひとも、ヴィクトワールピサとの再戦を果たしてもらいたいものである。

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