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04/22/2010

「西高東低」際立つ牝馬

桜花賞で現役4位のG1通算15勝目をあげた蛯名だが、牝馬ではこれがまだ3勝目(アパパネと出会っていなければ99年のオークスだけ)。アプリコットフィズで5着に敗れた横山典も大物牝馬とは縁が薄く、現役3位のG1通算18勝ながら牝馬ではわずか2勝。
この2人の「G1勝利数に占める牝馬でのG1勝利数」の割合は、G1通算9勝以上の現役日本人ジョッキーの中で、なんとワースト1、2位である。

武豊  通算64勝 牝馬22勝 .343
安藤勝 通算24勝 牝馬9勝 .375
横山典 通算18勝 牝馬2勝 .111
蛯名  通算15勝 牝馬3勝 .200
四位  通算14勝 牝馬5勝 .357
福永  通算13勝 牝馬8勝 .615
藤田  通算12勝 牝馬3勝 .250
池添  通算11勝 牝馬6勝 .545
角田  通算10勝 牝馬4勝 .400
吉田豊 通算9勝 牝馬8勝 .889
岩田  通算9勝 牝馬2勝 .222

※参考
松永幹 通算6勝 牝馬6勝

メジロドーベルだけで5勝している吉田豊を例外とみれば、横山典と蛯名のこの有り様は「関東所属」に原因があると考えるべきだろう。つまり、牡馬より牝馬の方が「西高東低」傾向が強いということ。
86年以降のJRA全重賞について、東西勝利数の内訳を牡馬(セン馬含む)と牝馬に分けて見てみると、以下のようになる。

牡馬 関東馬729勝 関西馬1412勝
牝馬 関東馬248勝 関西馬 510勝

全重賞を対象にすると、牝馬の「西高東低」傾向は牡馬のそれを若干上回る程度だが、対象をG1に限定すると、牝馬の「西高東低」ぶりは格段に高まる。

牡馬 関東馬111勝 関西馬206勝
牝馬 関東馬 30勝 関西馬107勝

これでは関東のジョッキーが牝馬でG1をなかなか勝てないのも、むべなるかな。近年も、ウオッカ、ダイワスカーレット、スリープレスナイト、ブエナビスタ、レッドディザイアなど、超大物は関西馬ばかり。アパパネを筆頭とするハイレベル3歳世代は、はたして関東馬反撃の狼煙となるか…。

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