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04/02/2010

2回目のG1ハナ差2着

昨年は休み明けで阪急杯を制し、高松宮記念は16着。今年は休み明けで阪急杯を7着に負けて、高松宮記念は2着。基本的に叩き良化タイプのビービーガルダンは、今年が本来の姿であり、昨年のように休み明けで好走してしまうと、叩き2戦目はむしろ反動が出てしまうのだろう。同馬のG1ハナ2着は、昨年のスプリンターズステークスに続いて2回目。G1で「タイム差なしの2着」を2度以上経験するのは珍しく、1986年以降では以下の14頭のみ。ビービーガルダンの「ハナ差2回」は初の快挙(?)である。

オグリキャップ   89年天皇賞秋(クビ) 89年ジャパンカップ(クビ)
ダンスパートナー  95年桜花賞(クビ) 97年エリザベス女王杯(クビ)
バブルガムフェロー 97年宝塚記念(クビ) 97年天皇賞秋(クビ)
メイショウドトウ  00年宝塚記念(クビ) 00年ジャパンカップ(クビ) 00年有馬記念(ハナ)
ローズバド     01年オークス(クビ) 01年エリザベス女王杯(ハナ)
ツルマルボーイ   02年宝塚記念(クビ) 03年宝塚記念(クビ)
サクラプレジデント 02年朝日杯FS(クビ) 03年皐月賞(アタマ)
スイープトウショウ 05年安田記念(クビ) 06年エリザベス女王杯(クビ)
ラインクラフト   05年秋華賞(クビ) 06年高松宮記念(クビ)
スーパーホーネット 05年朝日杯FS(クビ) 07年マイルCS(クビ)
ハーツクライ    05年宝塚記念(クビ) 05年ジャパンカップ(ハナ)
アルナスライン   07年菊花賞(アタマ) 09年天皇賞春(クビ)
メイショウサムソン 08年天皇賞春(アタマ) 08年宝塚記念(アタマ)
ビービーガルダン  09年スプリンターズS(ハナ) 10年高松宮記念(ハナ)

速さを競う陸上競技の世界では、着差の大小は距離に比例するのが常識。しかし競走馬の最高レベルのレースでは、その常識が当てはまらないようだ。
1986年以降のG1全473レース中、1、2着が同タイムだったのは、のべ117回(結構多い)。それをレース別にみてみると、上位7レースは以下のとおりである。

ジャパンカップ  12回
オークス     9回
安田記念     8回
天皇賞秋     7回
エリザベス女王杯 7回
宝塚記念     6回
スプリンターズS 6回

ジャパンカップが多いのは、人馬とも極限のつばぜり合いをするから、と言えなくもないが、以下についてはなんとも説明がつかない。その昔、菊花賞でハナ差負けを喫したハイセイコーの増沢騎手は、「3000m走ってこの差か…」という有名な嘆息をもらした。しかし菊花賞も天皇賞春も「1、2着同タイム」は高松宮記念と同じ5回。ことG1に関しては、ゴール前の大接戦と距離はまったく関係なさそうだ。

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