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05/27/2010

個人馬主7連覇目前

使い古された文句だが「ダービー馬のオーナーになるのは、一国の宰相となるよりも難しい」そうな。そう思って歴代日本ダービー馬のオーナーの名前を見てみると、個人(法人含む)馬主、それも大馬主がズラリと居並んでいることに気づかされる。
そう、21世紀になってからG1馬の宝庫と化している「一口馬主クラブ」の馬が、なぜかダービーだけは勝てないのだ。史上初のクラブ所有ダービー馬となったダイナガリバー(86年)以降、なんとネオユニヴァース(03年)ただ1頭。これがダービーというレースならではの「敷居の高さ」なのだろうか。
近20年のダービー馬とその馬主は以下のとおり。

90年 アイネスフウジン  小林正明
91年 トウカイテイオー  内村正則
92年 ミホノブルボン   ミホノインターナショナル
93年 ウイニングチケット 太田美實
94年 ナリタブライアン  山路秀則
95年 タヤスツヨシ    横瀬寛一
96年 フサイチコンコルド 関口房朗
97年 サニーブライアン  宮崎守保
98年 スペシャルウィーク 臼田浩義
99年 アドマイヤベガ   近藤利一
00年 アグネスフライト  渡辺孝男
01年 ジャングルポケット 斉藤四方司
02年 タニノギムレット  谷水雄三
03年 ネオユニヴァース  社台レースホース
04年 キングカメハメハ  金子真人
05年 ディープインパクト 金子真人
06年 メイショウサムソン 松本好雄
07年 ウオッカ      谷水雄三
08年 ディープスカイ   深見敏男
09年 ロジユニヴァース  久保田正明

一方、同時期の他のクラシックレースを制したクラブ馬は以下のとおり。菊花賞以外の3レースはいずれも08年と09年を連覇している。

皐月賞
95年 ジェニュイン    社台レースホース
03年 ネオユニヴァース  社台レースホース
08年 キャプテントゥーレ 社台レースホース
09年 アンライバルド   サンデーレーシング

菊花賞
96年 ダンスインザダーク 社台レースホース
03年 ザッツザプレンティ 社台レースホース
04年 デルタブルース   サンデーレーシング
06年 ソングオブウインド 社台レースホース

桜花賞
04年 ダンスインザムード 社台レースホース
08年 レジネッタ     社台レースホース
09年 ブエナビスタ    サンデーレーシング

オークス
00年 シルクフリマドンナ シルク
01年 レディパステル   ロードホースクラブ
05年 シーザリオ     キャロットファーム
08年 トールポピー    キャロットファーム
09年 ブエナビスタ    サンデーレーシング

7頭のクラブ馬が出走した05年のダービーは、ディープインパクトの前にインティライミ(サンデーレーシング)が2着、シックスセンス(社台レースホース)が3着。1番人気アンライバルド以下、同じく7頭が出走した昨年は、アプレザンレーヴ(サンデーレーシング)の5着が最高。今年もこの2年と並7頭のクラブ馬が出走するが、ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティ、ヒルノダムールといった有力どころは軒並み個人馬主の馬だ。どうやら今年もクラブ馬は苦戦必至。個人馬主のダービー7連覇が濃厚とみる。

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