« 牝馬断然サマースプリント | Main | G1好走へのパスポート »

09/10/2010

ラフィアン牝馬2歳重賞初V

函館記念を制したマイネルスターリーが、ラフィアン史上まだ5頭目の「古馬芝2000m以上平地重賞ウィナー」であることを指摘したのは7月の終わり。あれから1か月あまりで、またまたサラブレッドクラブ・ラフィアンにとって貴重な重賞勝利がはたされた。マイネイサベルの新潟2歳ステークス優勝。同クラブの2歳牝馬が重賞を勝ったのは、なんとこれが初めてだった。
そもそもラフィアンの一流馬は、年齢に関係なく牡馬に偏っている。それはとりもなおさず、ダービー制覇に対する岡田総帥のこだわり、執念の表れであろう。これまでの重賞勝利数と重賞ウィナー頭数の牡牝内訳を、サンデーレーシング、社台レースホースと比較すると以下のとおりである(86年以降・牡馬はセン馬を含む)。

重賞勝利数
ラフィアン     牡馬 48勝 牝馬8勝
サンデーレーシング 牡馬 46勝 牝馬23勝
社台レースホース  牡馬111勝 牝馬53勝

重賞ウィナー頭数
ラフィアン     牡馬31頭 牝馬6頭
サンデーレーシング 牡馬22頭 牝馬12頭
社台レースホース  牡馬54頭 牝馬30頭

ラフィアンの6頭の牝馬が制した重賞は以下の8レース。新潟2歳ステークス以外すべて牝馬限定戦であり、3歳以上の牡牝混合重賞はまだ勝っていない。

03年フラワーカップ   マイネヌーヴェル
05年愛知杯       マイネソーサリス
06年京都牝馬ステークス マイネサマンサ
07年中山牝馬ステークス マイネサマンサ
08年フィリーズレビュー マイネレーツェル
08年福島牝馬ステークス マイネカンナ
08年ローズステークス  マイネレーツェル
10年新潟2歳ステークス マイネイサベル

当然、3歳G1への出走回数も牡牝の差は大きく、牡馬65回に対し牝馬は22回。出走を果たしたのは以下の15頭しかいない。

マイネミレー   87年オークス(15着)
マイネレーベン  88年桜花賞(13着) オークス(21着)
マイネピクシー  93年桜花賞(12着) オークス(17着)
マイネマジック  94年オークス(5着)
マイネブリリアン 97年秋華賞(16着)
マイネレジーナ  99年秋華賞(8着)
マイネカプリース 01年桜花賞(5着)
マイネヴィータ  02年オークス(9着)
マイネミモーゼ  02年オークス(4着)秋華賞(10着)
マイネヌーヴェル 03年桜花賞(10着) オークス(11着)
マイネサマンサ  03年秋華賞(5着)
マイネコンテッサ 05年桜花賞(17着)
マイネジャーダ  06年オークス(8着)
マイネルーチェ  07年オークス(6着)秋華賞(9着)
マイネレーツェル 08年桜花賞(6着) オークス(9着) 秋華賞(15着)

マイネレーツェルによる「牝馬3冠皆勤」はラフィアン初の快挙だったが、昨年と今年は低迷。2年連続3歳G1出走ゼロは、97年以降では初めてのこと。しかし来年は、マイネイサベルがこの不名誉な記録にストップをかけてくれそうだ。さらにその先、ダービー制覇より早く「瓢箪から駒」となるかどうかは、神のみぞ知る…。

|

« 牝馬断然サマースプリント | Main | G1好走へのパスポート »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93032/49405161

Listed below are links to weblogs that reference ラフィアン牝馬2歳重賞初V:

« 牝馬断然サマースプリント | Main | G1好走へのパスポート »