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10/01/2010

異例のダービー連対馬ワンツー

神戸新聞杯は、着順こそ人気の逆だったが、順当にエイシンフラッシュとローズキングダムの一騎討ちとなった。しかしこの「ダービー連対馬によるワンツー決着」、実はなかなかあることではない。世代ナンバーワンとナンバーツーであれば、その後のレースでも首位争いを演じそうなものだが、それは非常に稀なことなのである。
過去77組のダービー連対馬のうち、ダービー後もワンツー決着を経験しているのは11組、シンザン以降では以下の6組。エイシンフラッシュとローズキングダムのワンツーは、実に17組ぶり、21世紀初の快挙(?)だった。

第31回(1964年)
1着シンザン・2着ウメノチカラ
→64年菊花賞 1着シンザン・2着ウメノチカラ

第32回(1965年)
1着キーストン・2着ダイコーター
→65年菊花賞 1着ダイコーター・2着キーストン

第43回(1976年)
1着クライムカイザー・2着トウショウボーイ
→76年神戸新聞杯 1着トウショウボーイ・2着クライムカイザー
→76年京都新聞杯 1着トウショウボーイ・2着クライムカイザー

第59回(1992年)
1着ミホノブルボン・2着ライスシャワー
→92年京都新聞杯 1着ミホノブルボン・2着ライスシャワー
→92年菊花賞   1着ライスシャワー・2着ミホノブルボン

第60回(1993年)
1着ウイニングチケット・2着ビワハヤヒデ
→94年オールカマー 1着ビワハヤヒデ・2着ウイニングチケット

第77回(2010年)
1着エイシンフラッシュ・2着ローズキングダム
→01年神戸新聞杯 1着ローズキングダム・2着エイシンフラッシュ

では、オークス連対馬はどうか。シンザン世代以降では以下の3組のみが、その後にワンツー決着を経験している。

第34回(1973年)
1着ナスノチグサ・2着ニットウチドリ
→73年ビクトリアC 1着ニットウチドリ・2着ナスノチグサ

第38回(1977年)
1着リニアクイン・2着アイノクレスピン
→77年神戸新聞杯 1着アイノクレスピン・2着リニアクイン

第62回(2001年)
1着レディパステル・2着ローズバド
→03年府中牝馬S 1着レディパステル・2着ローズバド

惜しかったのは昨年。ブエナビスタが降着していなければ、秋華賞はオークス2着馬と1着馬のワンツーだったところ。それにしても、オークス連対馬のワンツーは少ない。2400mという、牝馬にとっては特殊な距離の好走馬だけに、当然と言えば当然か。

偶然とはいえ興味深いのは、上記18頭の中にローズバド・ローズキングダム母子の名があること。ローズバドはオークス後もレディパステルと長らくライバル関係にあり、7回も対戦。しかし、3歳秋の秋華賞とエリザベス女王杯は先着したものの、その後は5連敗。秋緒戦、勝ってリベンジを果たしたローズキングダムは、母とは違う道を歩むのか。エイシンフラッシュとのライバル物語はまだ始まったばかりだ。

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