« 隠れた3世代連続の快挙 | Main | 悲願達成に追い風と不安 »

10/15/2010

ウオッカに並んだ!?メイショウベルーガ

毎日王冠を22年ぶりに3歳馬が制したのは確かに驚きだが、京都大賞典でも珍しい記録が達成されたのをご存じだろうか。
牝馬による「2400m以上牡牝混合平地重賞2勝目」。
実はこれ、86年以降では、メジロフルマー、ウオッカに次ぐ3頭目の快挙なのである。

そもそも牝馬にとって「2400m以上牡牝混合平地重賞」を勝つのは至難の業。86年以降では以下の15頭しかこの難関を突破していない。

シーナンレディ   86年ステイヤーズS(中山芝3600m)
トーカイローマン  87年京都大賞典(京都芝2400m)
ダイナブリーズ   88年ダイヤモンドS(東京芝3200m)
メジロフルマー   88年目黒記念(東京芝2500m)・88年日経賞(東京芝2500m代替)
クリロータリー   89年アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)
ホーリックス    89年ジャパンC(東京芝2400m)
メジロモントレー  90年アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)
タケノベルベット  92年鳴尾記念(阪神芝2500m)
ヒシアマゾン    95年京都大賞典(京都芝2400m)
メジロランバダ   97年日経新春杯(京都芝2400m)
スイープトウショウ 06年京都大賞典(京都芝2400m)
ウオッカ      07年ダービー(東京芝2400m)・09年ジャパンC(東京芝2400m)
ダイワスカーレット 08年有馬記念(中山芝2500m)
テイエムプリキュア 09年日経新春杯(京都芝2400m)
メイショウベルーガ 10年日経新春杯(京都芝2400m)・10年京都大賞典(京都芝2400m)

このうちG1を制したのは、ホーリックス、ウオッカ、ダイワスカーレットの3頭だけ。メイショウベルーガが、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞春を勝つのはさすがに難しいだろうが、「3勝」の新記録ならチャンスは十分ありそうだ。個人的には、ステイヤーズステークス→日経新春杯→ダイヤモンドステークスの路線を歩んでほしいが…。

一方、3歳馬による「3歳以上牡牝混合G2以上制覇」は、86年以降ではアリゼオが実に53頭目。毎日王冠に限っては確かに快挙だが、3歳馬が古馬相手にG2やG1を勝つこと自体は決して珍しくない。
しかしこれが「2勝以上」となると、ハードルは一気に上がる。86年以降、3歳以上牡牝混合のG2またはG1を2勝以上した3歳馬は、以下の5頭だけである。

オグリキャップ   88年高松宮杯・毎日王冠・有馬記念
タイキシャトル   97年スワンS・マイルCSスプリンターズS
ヒシアケボノ    95年スワンS・スプリンターズS
シルクジャスティス 97年京都大賞典・有馬記念
シンボリクリスエス 02年天皇賞秋有馬記念

5頭はすべてG1を制覇。アリゼオも今後はG1の連戦となるだろう。次走は未確定だが、8年ぶり6頭目の快挙を狙うなら、大物が集う天皇賞は避け、マイルチャンピオンシップを選ぶのが現実的。今の低調な古馬陣が相手ならチャンスは大とみるが、はたして…。

|

« 隠れた3世代連続の快挙 | Main | 悲願達成に追い風と不安 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93032/49747549

Listed below are links to weblogs that reference ウオッカに並んだ!?メイショウベルーガ:

« 隠れた3世代連続の快挙 | Main | 悲願達成に追い風と不安 »