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11/12/2010

ハンデG2が出世レースになる条件

現在、東京芝2500mで行なわれる重賞は、アルゼンチン共和国杯と目黒記念。いずれもG2だがハンデ戦であるため、G1路線の王道とは見なされていない。ところが、走破タイムという切り口で捉えると、面白いことがわかる。過去、東京芝2500mの上記2レースを「2分31秒未満」で勝った馬は以下のとおり。

オペラシチー    「2分29秒8」2005年目黒記念  
トーセンジョーダン 「2分30秒0」2010年アルゼンチン共和国杯
チャクラ      「2分30秒5」2004年目黒記念  
サンライズジェガー 「2分30秒6」2002年アルゼンチン共和国杯
アドマイヤジュピタ 「2分30秒6」2007年アルゼンチン共和国杯
ホットシークレット 「2分30秒8」2001年目黒記念  
スクリーンヒーロー 「2分30秒8」2008年アルゼンチン共和国杯
ミヤビランベリ   「2分30秒9」2009年アルゼンチン共和国杯

一見、ピンと来ないかもしれないが、トーセンジョーダンを除く7頭のうち4頭が、同年のその後のG1、または翌年のG1を好走しているのだ。

サンライズジェガー→2003年天皇賞春2着
アドマイヤジュピタ→2008年天皇賞春1着
スクリーンヒーロー→2008年ジャパンC1着
ホットシークレット→2001年宝塚記念3着

注目すべきはアルゼンチン共和国杯組の方。トーセンジョーダンを除く4頭のうち3頭がG1で連対を果たしている。さらに、2着以下も好メンバーだ。

2002年
2着コイントス    →2002年有馬記念3着
3着タップダンスシチー→2002年有馬記念2着

2008年
2着ジャガーメイル  →2010年天皇賞春1着
3着アルナスライン  →2009年天皇賞春2着
4着テイエムプリキュア→2009年エリザベス女王杯2着

2009年
2着アーネストリー→2010年宝塚記念・天皇賞秋3着

アルゼンチン共和国杯をレースレコードで制したトーセンジョーダンのG1好走は約束されたようなもの。しかも同馬はレース史上初めて「トップハンデ&1番人気」での優勝もなし遂げた。近10年、芝の牡牝混合ハンデ重賞を「トップハンデ&1番人気」で制した馬は、ほかには9頭しかいない。

ダイタクリーヴァ  2001年京都金杯・2002年京都金杯
ブレイクタイム   2002年京成杯AH
ダンツフレーム   2003年新潟大賞典
エアエミネム    2003年函館記念
プレシャスカフェ  2005年シルクロードS
メイショウカイドウ 2004年小倉記念・2005年小倉大賞典・2005年小倉記念
ポップロック    2007年目黒記念
アドマイヤモナーク 2008年ダイヤモンドS
スリープレスナイト 2008年北九州記念

この9頭のうち次走がG1だったのは、ブレイクタイム、ダンツフレーム、プレシャスカフェ、ポップロック、スリープレスナイトの5頭で、それぞれ天皇賞秋9着、安田記念5着、高松宮記念3着、宝塚記念3着、スプリンターズS1着。マイルまでしか経験のなかったブレイクタイムを除けばすべて好走している。
トーセンジョーダンの次走は有馬記念。その走りに要注目だ。

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