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01/13/2011

3歳セン馬18年ぶりの快挙

シンザン記念の覇者レッドデイヴィスは、目下25頭が中央登録されている3歳セン馬の1頭。セン馬が世代限定重賞を勝ったのは、1992年のレガシーワールドによるセントライト記念制覇以来19年ぶり。3歳セン馬が重賞を勝ったのも19年ぶりで、こちらはアラシによる福島記念制覇以来のことだった。
セン馬による重賞制覇は、外国馬によるものを除いても、明らかに増加傾向にある。1991~2000年の10年は13勝だったのが、2001~2010年の10年は23勝。2001年以降の重賞勝ちセン馬(外国馬を除く)は15頭を数える。

ホットシークレット(01年目黒記念・02年ステイヤーズS)
グランドシンザン (01年愛知杯)
ゲイリートマホーク(01年七夕賞)
マグナーテン   (01~02年関屋記念・02年毎日王冠・03年AJC杯)
トウカイポイント (02年中山記念・02年マイルCS)
メイショウドメニカ(03年福島記念)
アサカディフィート(04年中山金杯・07~08年小倉大賞典)
セフティーエンペラ(04年福島記念)
エリモハリアー  (05~07年函館記念)
フィフティーワナー(06年アンタレスS)
マキハタサイボーグ(07年ステイヤーズS)
エアジパング   (08年ステイヤーズS)
ライブコンサート (10年京都金杯)
ヘッドライナー  (10年CBC賞)
レッドデイヴィス (11年シンザン記念)

セン馬による重賞制覇が増えている理由ははっきりしている。セン馬自体が増えているからだ。現14~23歳の10世代(中央所属)は1125頭だったのが、現4~13歳の10世代(中央所属)は1756頭と、実に1.5倍以上。しかも現役世代のセン馬は今後も増えていく。1.6倍を超えるのも時間の問題だろう。
種牡馬になれないから使い続けるという側面もあるが、セン馬は総じて丈夫で長持ち。レッドデイヴィスのようにデビュー前に去勢するのは勇気のいる決断だろうが、種牡馬になれるのは所詮ほんのひと握り。気の悪さを解消して、丈夫で長持ちの道を歩むのは、不況下の経済動物としては真っ当な選択なのかもしれない。
明け3歳にして重賞を制したレッドデイヴィスは、あといくつ重賞タイトルを獲得できるのか。長い目で見守り続けたい。

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