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06/03/2011

惜別のダービーV

去る5月20日、メジロ牧場が正式に解散した。最後のレースは、5月15日新潟4レースの牝馬限定3歳未勝利戦。メジロドーベルを祖母にもつメジロコウミョウが5番人気で1着となり、見事、有終の美を飾った。
メジロと言えば、アサマ~ティターン~マックイーンによる3代天皇賞制覇や、ラモーヌによる牝馬3冠制覇の偉業があまりにも有名だが、あらゆるホースマンが目標とするダービーはなぜだか縁がなかった。メジロ牧場またはメジロ商事の名義でダービーに出走した馬は、86年以降では以下の4頭を数えるのみである。

88年メジロアルダン  6番人気2着
90年メジロライアン  1番人気2着
97年メジロブライト  1番人気3着
98年メジロランバート 8番人気6着

返す返すも惜しかったと思われるのが、ライアンとブライトの父子。ライアンの鞍上が今の横山典だったら…ブライトの鞍上が早々に河内に替わっていたら…史上5組目、同一馬主の所有馬としては史上初のダービー2代制覇が果たされたのではなかろうか。

では、メジロの種牡馬はどうか。86年以降、ダービーに出走したメジロ系サイヤーの産駒は、以下の5頭である。

97年エアガッツ    (父メジロライアン)  10番人気6着
97年メジロブライト  (父メジロライアン)  1番人気3着
98年エスパシオ    (父メジロマックイーン)12番人気16着
98年メジロランバート (父メジロライアン)  8番人気6着
08年レッツゴーキリシマ(父メジロライアン)  16番人気13着

残念ながらこの中にもダービー馬はいない。
ところが、メジロ牧場解散の今年、なんと母の父がメジロ系サイヤーという馬が、初めてダービーを制した。メジロマックイーン産駒オリエンタルアートを母にもつオルフェーヴルだ。86年以降、同馬を含めダービーに出走した母父メジロ系サイヤーの馬は以下の4頭である。

90年メジロライアン  (母父メジロサンマン)  1番人気2着
07年ドリームジャーニー(母父メジロマックイーン)8番人気5着
11年フェイトフルウォー(母父メジロマックイーン)13番人気13着
11年オルフェーヴル  (母父メジロマックイーン)1番人気1着

メジロ系サイヤーによるダービー制覇は、事実上もはや不可能(屈腱炎で療養中のレッツゴーキリシマも種牡馬入りはまず無理だろう)。メジロマックイーン産駒ホクトスルタンが今年7歳では、父系4代天皇賞制覇の可能性もほぼゼロ。メジロファンの次なる夢は、オルフェーヴルによる「変則4代」天皇賞制覇ということになりそうだ。

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