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08/11/2011

検証「夏は牝馬」

先週行われた5鞍のオープンは牝馬が大暴れ。土曜新潟のダリア賞はエイシンキンチェム、関越ステークスはミラクルレジェンドが制し、土曜函館のみなみ北海道ステークスは長距離戦ながら紅一点のコロンバスサークルが2着。そして日曜の函館2歳ステークスはファインチョイス、アイムユアーズのワンツー、関屋記念は紅一点の3歳牝馬サトノフローラが3着にきた。
牝馬が夏に強いことは今や常識だが、では実際、夏場とそれ以外とでは、成績にどれほど開きがあるのだろうか。ミラクルレジェンドのような一流ダート馬もたまにはいるが、牝馬の主戦場は芝なので、対象は芝の牡牝混合戦。そこでの牝馬の勝率を7~8月とそれ以外とで比べてみると、一目瞭然、確かに牝馬は夏に強い。

2006年
7~8月  318戦113勝 勝率35.5%
他月  1127戦256勝 勝率22.7%

2007年
7~8月  266戦 95勝 勝率35.7%
他月  1185戦272勝 勝率23.0%

2008年
7~8月  311戦103勝 勝率33.1%
他月  1149戦268勝 勝率23.3%

2009年
7~8月  287戦110勝 勝率38.3%
他月  1153戦277勝 勝率24.0%

2010年
7~8月  313戦112勝 勝率35.8%
他月  1157戦277勝 勝率23.9%

2011年(~8/7)
7~8月  198戦 72勝 勝率36.4%
他月   598戦125勝 勝率20.9%

なんと7~8月は3回に1回、牝馬が勝っており、他月との勝率差は、比較的小さかった2008年でもほぼ10%。今年は目下、2006年以降では最大となる15.5%もの差がついている。
では条件をオープンに限るとどうなるか。芝だけだとサンプルが少ないので、芝とダートの牡牝混合オープンにおける牝馬の成績を見てみよう。

2006年
7~8月  33戦11勝 勝率33.3%
他月  160戦13勝 勝率 8.1%

2007年
7~8月  27戦 8勝 勝率29.6%
他月  162戦20勝 勝率12.3%

2008年
7~8月  33戦 8勝 勝率24.2%
他月  164戦21勝 勝率12.8%

2009年
7~8月  31戦 8勝 勝率25.8%
他月  167戦16勝 勝率 9.6%

2010年
7~8月  32戦 9勝 勝率28.1%
他月  171戦23勝 勝率13.5%

2011年(~8/7)
7~8月  21戦 8勝 勝率38.1%
他月   96戦 7勝 勝率 7.3%

なんと夏の牝馬の強さがさらに際立つ結果となった。今年はすでに8勝をマーク。2006年の11勝は完全に射程内だ。
今週の牡牝混合平地オープンは北九州記念のみ。サマースプリントシリーズ唯一のハンデ戦だけに波乱含みだが、牝馬優勢のシリーズで16頭中8頭が牝馬なら、9勝目も目前か…。

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