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09/06/2011

唯一の古馬別定2000mG3

現在、JRAのすべての競馬場で設定されているコースは、芝1800mと芝2000mのふたつだけ。しかし重きを置かれているのは、根幹距離である後者の方。芝1800mの重賞は18レースあるがG1はなく、3(4)歳以上のいわゆる古馬重賞は9レース。対して芝2000mの重賞は計22レースで、G1は3レース、古馬重賞は16レースもある。この16レースは開催順に以下のとおり。

中山金杯   中山・G3・ハンデ
中京記念   中京・G3・ハンデ
産経大阪杯  阪神・G2・別定
新潟大賞典  新潟・G3・ハンデ
金鯱賞    中京・G2・別定
マーメイドS 阪神・G3・ハンデ
七夕賞    福島・G3・ハンデ
函館記念   函館・G3・ハンデ
小倉記念   小倉・G3・ハンデ
札幌記念   札幌・G2・定量
新潟記念   新潟・G3・ハンデ
朝日CC   阪神・G3・別定
天皇賞秋   東京・G1・定量
福島記念   福島・G3・ハンデ
中日新聞杯  中京・G3・ハンデ
愛知杯    中京・G3・ハンデ

サマーシリーズを創設した際、スプリントシリーズは、キーンランドカップを新設し、北九州記念を距離短縮し、秋競馬開幕週のセントウルステークスを組み込んでやっと5レースになったが、2000シリーズの方は既存のレースに何ら手を加える必要がなかった。ローカル競馬場にとって芝2000mは最も格の高いコースだから、開催中は必ずと言っていいほどこの条件の重賞が目玉として組まれているからだ。もっとも、当初の発想はおそらく逆で、「夏は2000mの重賞がわんさとあるからシリーズ化できるぞ→ついでにスプリント重賞もなんとかシリーズ化してしまえ」というところだろうが。

セントウルステークスと同じように、数が足りなければシリーズに組み込まれていたであろう秋競馬開幕週の2000m重賞が、今週の朝日チャレンジカップ。上記のリストから分かるように、このレースは芝2000mの古馬重賞の中で唯一の「別定G3」である。
この位置づけは微妙だ。札幌記念以外の夏の2000m重賞よりは格上だが、2週後の非根幹距離のオールカマーよりは格下。G1~2級の地力上位馬が参戦してくればそういう馬があっさり勝つが、低調メンバーのときは夏の上がり馬が勝つ。いずれにせよ、過去20年の勝ち馬でこのレースが唯一の重賞タイトルだったのは4頭だけだから、フロックで勝つのは難しい。
今年のメンバーはどう見ても低レベル。となれば、3歳時にダノンシャンティの2着がある上がり馬、ミッキードリームあたりがいかにもくさいが、はたして…。

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