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11/16/2011

新種牡馬4年ぶりの快挙

いつの時代も、新種牡馬はできるだけ早く結果を出すことが求められる。そして、2歳夏からポンポン勝ち上がるようなら、次は重賞。昨年、鳴り物入りのディープインパクト産駒が暮れのラジオNIKKEI杯でようやく重賞初制覇を遂げたときは、関係者一同、ホッと胸をなでおろしたことだろう。
現在、JRA2歳重賞は全部で11レース。今年はここまで7レースを消化し、うち3レースを新種牡馬の産駒が制している。先週の京王杯2歳ステークスは、新種牡馬アドマイヤムーンの産駒、レオアクティブが鮮やかな直線一気で重賞初勝利。函館2歳ステークスに続く2つ目の重賞タイトルを父に贈った。
この「新種牡馬による複数産駒での2歳重賞制覇」は、なかなかあることではない。これを果たしたのは、86年以降では以下の7頭。3頭の2歳重賞勝ち馬を送り出したのは、かのサンデーサイレンスだけである。

92年リヴリア
ペガサス    新潟3歳S
ナリタタイシン ラジオたんぱ杯3歳S

94年サンデーサイレンス
プライムステージ 札幌3歳S フェアリーS
フジキセキ    朝日杯3歳S
タヤスツヨシ   ラジオたんぱ杯3歳S

95年ヘクタープロテクター
エイシンイットオー 小倉3歳S
マックスロゼ    フェアリーS

96年メジロライアン
メジロドーベル 阪神3歳牝馬S
メジロブライト ラジオたんぱ杯3歳S

97年コマンダーインチーフ
クリールサイクロン 新潟3歳S
アインブライド   阪神3歳牝馬S

07年タニノギムレット
ゴールドアグリ 新潟2歳S
ウオッカ    阪神ジュベナイルフィリーズ

11年アドマイヤムーン
ファインチョイス 函館2歳S
レオアクティブ  京王杯2歳S

アルカセット、ファンタスティックライト、ルールオブローの実績がいまひとつのダーレー・ジャパンにとって、アドマイヤムーンは期待の星。奇しくも京王杯2歳ステークスでレオアクティブの2着に来たのは、ダーレー・ジャパン・ファーム生産、H.H.シェイク・ハムダン所有のサドンストーム。そして3着は、社台ファーム生産のダイワメジャー産駒、オリービン。社台一色の生産界に風穴を開けるのは、やはり「殿下」しかないのか…。

今年の2歳重賞は、残すところG12鞍と、東京スポーツ杯、ラジオNIKKEI杯の4レース。ファインチョイスとレオアクティブ以外に8頭が勝ち上がっているアドマイヤムーン産駒、エピセアローム以外に16頭が勝ち上がっているダイワメジャー産駒から、さらに重賞ウィナーが誕生するか、要注目だ(東京スポーツ杯にはアドマイヤムーン産駒もダイワメジャー産駒も出走せず)。

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