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01/01/2012

安藤勝&池添の怪記録

2011年のリーディングジョッキー争いは最終的に岩田と福永の一騎討ちとなったが、記録面でこの2人以上に目を奪われたのが、安藤勝と池添である。

以下すべてJRAのみの数字だが、安藤勝は46勝でリーディング30位。いずれも2003年の中央移籍以降、自己ワーストだったにも関わらず、2007年、2009年に次いで3回目の、勝率&連対率&複勝率トップ。騎乗回数は67位の245回だから、とんでもない効率の良さである。晩年の一流ジョッキーのまさに鑑。2011年のオーラス、有馬記念当日も、ペルーサ回避で乗り鞍は中山最終だけだったが、きっちり2着を確保した。今年もピンポイントの騎乗で職人芸を見せてくれることだろう。

池添は59勝でリーディング18位。3冠ジョッキーにしてはパッとしないが、重賞14勝がすごい。55回の騎乗で14勝だから、重賞勝率はなんと.255に達する。年間59勝に占める14勝の割合も驚異的。1986年以降、年間100勝未満で重賞を10勝以上したジョッキーは、以下の5人だが、池添の59勝はぶっちぎりで最少、14勝は最多だ。

1986年 河内  重賞13勝 年間95勝
1994年 南井  重賞10勝 年間82勝
1999年 的場  重賞10勝 年間77勝
2008年 横山典 重賞12勝 年間95勝
2011年 池添  重賞14勝 年間59勝

14勝のうち6勝はG1。グレード制導入以降、G1を年間5勝以上したジョッキーは以下ののべ6人。6勝は最多タイである。

1994年 南井  5勝 牡馬3冠 JC
2000年 和田  5勝 天皇賞春秋 宝塚記念 JC 有馬記念
2005年 武豊  6勝 牡馬3冠 高松宮記念 秋華賞 JCダート
2006年 武豊  6勝 フェブラリーS 天皇賞春 NHKマイルC
           宝塚記念 JC 有馬記念
2007年 安藤勝 6勝 フェブラリーS 桜花賞 安田記念
           秋華賞 エリザベス女王杯 マイルCS
2011年 池添  6勝 牡馬3冠 スプリンターズS マイルCS 有馬記念

上記6人に共通するのはG13勝以上のお手馬がいたこと。和田に至っては5勝すべてテイエムオペラオーであげている。昨年の池添はオルフェーヴルで4勝。有馬記念の勝ちっぷりを見る限り、今年も同馬でG1を勝ちまくる可能性は高そうだ。
ただし昨年は重賞を除くと、勝率も連対率も複勝率も一昨年以下。複勝率などは、デビュー2年目、1年目に次ぐ自己ワースト3位だった。今年は現役最強馬の主戦にふさわしい活躍をして、少なくとも2002年の79勝を超える勝ち星はあげてほしいものである。

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