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04/06/2012

SS2世きっての万能サイヤー

先週日曜の重賞は、東西ともにマンハッタンカフェ産駒が制した。これで同サイヤーはJRA平地重賞29勝。SS2世サイヤーとしてはスペシャルウィークを抜いて5位に浮上した。
現役時代のマンハッタンカフェは典型的なステイヤー。勝ち上がった1800m戦が生涯経験最短距離で、その後の5勝は、2600m、2600m、3000m、2500m、3200mであげている。そんな長距離砲が、種牡馬になるや一転「万能タイプ」に変貌したのだから分からないものだ。
JRA平地重賞を20勝以上しているSS2世サイヤーの距離別重賞勝利数と、それぞれの距離でのG1タイトルは以下のとおり。

フジキセキ(57勝)
1200m 13勝 高松宮記念
1400m 7勝
1600m 16勝 NHKマイルC ヴィクトリアマイル フェブラリーS
1800m 13勝 JCダート
2000m 7勝
2100m 1勝 JCダート

アグネスタキオン(49勝)
1400m 3勝
1600m 18勝 阪神JF NHKマイルC 桜花賞
1800m 11勝
2000m 7勝 皐月賞 秋華賞
2200m 5勝 エリザベス女王杯
2400m 3勝 ダービー
2500m 2勝 有馬記念

ダンスインザダーク(40勝)
1400m 4勝
1600m 5勝 安田記念
1800m 9勝
2000m 9勝
2200m 2勝
2400m 1勝
3000m 4勝 菊花賞
3400m 3勝
3600m 3勝

ステイゴールド(32勝)
1400m 1勝
1600m 2勝 朝日杯FS
1800m 7勝
1900m 1勝
2000m 11勝 皐月賞
2200m 4勝 宝塚記念
2400m 3勝 ダービー
2500m 2勝 有馬記念
3000m 1勝 菊花賞

マンハッタンカフェ(29勝)
1200m 3勝
1600m 5勝 NHKマイルC
1800m 7勝
2000m 9勝 秋華賞
2200m 3勝
2400m 1勝
3200m 1勝 天皇賞春

スペシャルウィーク(28勝)
1200m 1勝
1400m 1勝
1600m 8勝 阪神JF 桜花賞 ヴィクトリアマイル
1800m 4勝
2000m 8勝 天皇賞秋
2200m 2勝 オークス ジャパンカップ
2400m 4勝

マンハッタンカフェは唯一、スプリントから長距離まで満遍なく勝っており、G1もマイル、中距離、長距離を別馬で制覇。これまでのところ芝においては同馬こそが、父の万能性を最も強く受け継いでいると言えるだろう。

マンハッタンカフェに比べると、他のサイヤーは少なからず死角を抱えている。
フジキセキの2100m勝ちはカネヒキリによる東京競馬場時代のJCダートだから、実質2000mが上限。
アグネスタキオンは最多8種のG1を勝っているが、1200mと3000m以上の重賞は未勝利。
ダンスインザダークは1200mで勝っておらず、G1は菊花賞に偏重。
ステイゴールドも1200mは未勝利だが、G1はタキオンを上回る6つの距離で制覇。ただし32勝中13勝、G18勝中7勝はドリームジャーニー、オルフェーヴルの全兄弟があげているため、母オリエンタルアートが偉大という見方も。
スペシャルウィークは2500m以上で勝っていない。G1は7勝中6勝をブエナビスタ1頭があげ、牡馬は未勝利。

今週は、マイルの桜花賞とニュージーランドトロフィーにフジキセキ産駒が2頭、アグネスタキオン産駒が2頭、1400mの阪神牝馬ステークスにマンハッタンカフェ産駒が3頭、フジキセキ産駒が1頭、スペシャルウィーク産駒が1頭参戦しますが、はたして…。

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