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05/04/2012

現役最強馬まさかの連敗

今年の古馬平地重賞はとにかく1番人気が勝てない。ここまでの成績は「5-6-5-13」で、勝率17.2%、連対率37.9%、複勝率55.2%。3週前にゴルトブリッツが連敗を「20」で止め、翌週土曜もオールザットジャズが勝って今年2度目の連勝をはたしたが、翌日はリアルインパクトがシンガリ負けを喫し、先週はオルフェーヴルが惨敗。本命党にとっては悪夢のような日々が続いている。
この間、複数回1番人気に支持された馬は4頭。そのうちロードカナロア、ルーラーシップ、トゥザグローリーは1勝1敗だが、なんとオルフェーヴルのみ2戦2敗で片目も開いていない。

このオルフェーヴルの2敗は、「単勝1.3倍以下で重賞2敗」という、さらなる不名誉記録でもある。90年以降、JRA平地重賞で単勝1.3倍以下を2回以上経験している馬は、同馬を含め18頭いるが、そのうち2回以上負けているのは、ビワハヤヒデ、グラスワンダー、テイエムオペラオー、オルフェーヴルの4頭。1勝もしていないのは、テイエムオペラオーとオルフェーヴルだけである。

ディープインパクト 10-1-0-0
ナリタブライアン  5-1-0-0
ビワハヤヒデ    4-2-0-0
メジロマックイーン 4-0-0-0
グラスワンダー   3-1-0-1
ファインモーション 3-0-0-1
エアグルーヴ    2-1-0-0
タイキシャトル   2-0-1-0
ヒシアマゾン    2-0-0-0
クロフネ      2-0-0-0
ブエナビスタ    2-0-0-0
タニノギムレット  2-0-0-0
アグネスタキオン  2-0-0-0
ヒシマサル     1-1-0-0
カネヒキリ     1-1-0-0
サイレンススズカ  1-0-0-1
テイエムオペラオー 0-1-0-1
オルフェーヴル   0-1-0-1

参考
シンボリルドルフ  6-0-0-0

上記の馬が負けたレースは以下のとおり。かっこ内は勝ち馬である。大本命の敗退はインパクトが大きいため、ほとんどのレースが昨日のことのように思い出される。

ディープインパクト
05年有馬記念     1.3倍2着(ハーツクライ)

ナリタブライアン
94年京都新聞杯    1.0倍2着(スターマン)

ビワハヤヒデ
92年朝日杯3歳S   1.3倍2着(エルウェーウィン)
93年共同通信杯    1.3倍2着(マイネルリマーク)

グラスワンダー
99年安田記念     1.3倍2着(エアジハード)
00年日経賞      1.3倍6着(レオリュウホウ)

ファインモーション
03年毎日王冠     1.3倍7着(バランスオブゲーム)

エアグルーヴ
98年鳴尾記念     1.3倍2着(サンライズフラッグ)

タイキシャトル
98年スプリンターズS 1.1倍3着(マイネルラヴ)

ヒシマサル
92年京都大賞典    1.3倍2着(オースミロッチ)

カネヒキリ
05年武蔵野S     1.3倍2着(サンライズバッカス)

サイレンススズカ
98年天皇賞秋     1.2倍中止(オフサイドトラップ)

テイエムオペラオー
99年ステイヤーズS  1.1倍2着(ペインテドブラック)
01年産経大阪杯    1.3倍4着(トーホウドリーム)

オルフェーヴル
12年阪神大賞典    1.1倍2着(ギュスターヴクライ)
12年天皇賞春     1.3倍11着(ビートブラック)

オルフェーヴルの今後が白紙だったのはほんの数日。傍目にはスンナリと、凱旋門賞の一次登録と次走宝塚記念が決まった。しかし天皇賞春を惨敗した馬が、ルーラーシップの参戦する宝塚記念でも単勝1.3倍以下に支持されることはまずあるまい。その宝塚記念を快勝し、凱旋門賞でも勝ち負けを演じることができれば、JCあたりで「3度目」はありそうだが、それは至難の業だろう。ともかく、久々に現れた牡馬の超大物だけに、速やかな復権を願うばかりだ。

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