« 2年ぶりの世代限定重賞V | Main | 6歳牝馬の快挙 »

08/15/2012

牝馬ワンツー古馬重賞

日本女子のロンドン五輪大健闘が追い風になったか、関屋記念は牝馬のワンツー。3(4)歳以上牡牝混合重賞で牝馬が1~2着を占めたのは、90年以降これが46回目。そのうち27回は90年代で、19回は00年以降。明らかに減少傾向にある。
回数以外にも、90年代と00年以降の牝馬ワンツーには明確な違いがある。それは「距離」だ。90年代の27回の距離別内訳は以下のとおり。

1200m 3レース
1400m 4レース
1600m 5レース(うちダート1レース)
1800m 4レース
2000m 10レース
2200m 1レース

なんと中距離の2000m戦がダントツ。対して00年以降の19回は以下のとおり。

99年富士S     (芝1400m)
01年シリウスS   (ダ1400m)
02年セントウルS  (芝1200m)
03年アイビスサマーD(芝1000m)
03年セントウルS  (芝1200m)
04年小倉大賞典   (芝1800m)
05年アイビスSD  (芝1000m)
06年函館スプリントS(芝1200m)
06年アイビスサマーD(芝1000m)
06年キーンランドC (芝1200m)
07年キーンランドC (芝1200m)
07年セントウルS  (芝1200m)
07年スプリンターズS(芝1200m)
08年天皇賞秋    (芝2000m)
09年セントウルS  (芝1200m)
10年北九州記念   (芝1200m)
11年北九州記念   (芝1200m)
12年オーシャンS  (芝1200m)
12年関屋記念    (芝1600m)

距離別内訳は以下のとおり。

1000m 3レース
1200m 11レース
1400m 2レース(うちダート1レース)
1600m 1レース
1800m 1レース
2000m 1レース

こちらは1200m戦がダントツ。90年代ダントツだった2000m戦は、ウオッカとダイワスカーレットで決まった天皇賞秋だけ。短距離路線の整備とサマースプリントシリーズの創設によって、夏のスプリント戦が「スイートスポット」となっている格好だ。
1600m以上は、04年の小倉大賞典と前記08年の天皇賞秋、そして先週の関屋記念のみ。ただし小倉大賞典はハンデ戦、天皇賞秋は歴史的名馬2頭の決着。ドナウブルーとエーシンリターンズの関屋記念ワンツーは、21世紀においては快挙と言っていいだろう。しかも、同タイムでゴールした2頭の「1分31秒5」はコースレコード。前が止まらないトラックバイアスの助けはあったが、3着馬を2馬身離しているのだからフロックでは片づけられまい。
今週の重賞は札幌記念と北九州記念。エアグルーヴ級の大物は見当たらず、五輪も閉幕したとあっては(笑)、2000mの定量G2で牝馬が上位を占めるのはまず無理。一方、北九州記念は、1200m戦になった06年以降、牝馬が6戦4勝、目下2年連続ワンツー。今年のサマースプリントシリーズは牡馬が3連勝しているが、そろそろ牝馬が「本領発揮」か…。

|

« 2年ぶりの世代限定重賞V | Main | 6歳牝馬の快挙 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93032/55426453

Listed below are links to weblogs that reference 牝馬ワンツー古馬重賞:

« 2年ぶりの世代限定重賞V | Main | 6歳牝馬の快挙 »