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10/19/2012

史上2頭目の準3冠

桜花賞、オークスに続いて秋華賞も、ジェンティルドンナ→ヴィルシーナ。史上初めて、3冠すべて同じ馬によるワンツー決着となった。
3冠制覇は、セントライト(41年)、シンザン(64年)、ミスターシービー(83年)、シンボリルドルフ(84年)、メジロラモーヌ(86年)、ナリタブライアン(94年)、スティルインラブ(03年)、ディープインパクト(05年)、アパパネ(10年)、オルフェーヴル(11年)に次いで11頭目。3冠2着は、カツラシユウホウ(58年)に次いで2頭目。確率的には、3冠制覇より3冠2着の方がはるかに難しい。
86年以降、3歳3冠で2着を2回以上経験した馬は以下の14頭。

ゴールドシチー   87年皐月賞・菊花賞
シヨノロマン    88年桜花賞・エリザベス女王杯
ヤマノカサブランカ 91年桜花賞・エリザベス女王杯
ビワハヤヒデ    93年皐月賞・ダービー
ユキノビジン    93年桜花賞・オークス
ロイヤルタッチ   96年皐月賞・菊花賞
ダンツフレーム   01年皐月賞・ダービー
ローズバド     01年オークス・秋華賞
ドリームパスポート 06年皐月賞・菊花賞
エフティマイア   08年桜花賞・オークス
レッドディザイア  09年桜花賞・オークス
ローズキングダム  10年ダービー・菊花賞
ウインバリアシオン 11年ダービー・菊花賞
ヴィルシーナ    12年桜花賞・オークス・秋華賞

このうち、同じ馬の後塵を拝したのは以下の4頭。

ゴールドシチー  (サクラスターオー)
ユキノビジン   (ベガ)
ウインバリアシオン(オルフェーヴル)
ヴィルシーナ   (ジェンティルドンナ)

あの馬さえいなければ…。陣営の歯ぎしりが聞こえてきそうだ。
上記14頭のうち、その後G1を勝ったのは以下の4頭。

ビワハヤヒデ   93年菊花賞 94年天皇賞春・宝塚記念
ダンツフレーム  02年宝塚記念
レッドディザイア 09年秋華賞
ローズキングダム 10年ジャパンカップ

牡馬よりピークが短い牝馬に、G1で連続2着後、さらなる上積みを期待するのは難しい。レッドディザイアが秋華賞を勝てたのは、ブエナビスタ不在のローズステークスをあえて勝ちに行かず(2着)、叩き2戦目の本番を乾坤一擲の勝負レースとしたからだろう。
桜花賞から4戦連続ジェンティルドンナの2着に敗れた「準3冠馬」ヴィルシーナ。宿敵不在の次走エリザベス女王杯は悲願達成のチャンスだが、はたしておつりは残っているか…。

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