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11/16/2012

2歳500万の登竜門

ブライアンズタイム産駒の牝馬がG1を勝ったのは実に12年ぶり。前回もエリザベス女王杯で、勝ち馬はファレノプシス。レインボーダリアと同じ「ブライアンズタイム×ノーザンダンサー系」配合馬だ。
先週は、そのファレノプシスの15歳下の2歳牡馬、キズナが勝った「黄菊賞」も注目の一戦だった。なにせこのレース、500万条件としては異例と言えるほど、あまたの一流馬を送り出している出世レースなのだ。古くは、イブキマイカグラ、マーベラスクラウン、イシノサンデー、エイシンガイモン、スギノハヤカゼ、キングヘイローなどなど。近10年に限ってもざっと以下のとおり。

02年 1着サイレントディール 2着エイシンチャンプ
05年 2着アドマイヤメイン  3着ゴウゴウキリシマ
06年 2着ウオッカ
07年 1着ヤマニンキングリー 2着トールポピー
08年 1着ジェルミナル
10年 2着リベルタス
11年 1着ブライトライン   3着ヴィルシーナ

今年このレースを楽勝したキズナには、出世へのさらなる追い風がある。それは、新馬戦に続いてまたも2着馬に0.3秒以上の着差をつけたことだ。86年以降、2歳時に0.3秒以上の着差をつけて芝1800m以上のレースを2勝した馬は以下のとおり。太字は後に重賞を、赤字は後にG1を勝っている。

メグロアサヒ    86年 未勝利戦  葉牡丹賞400
トウカイテイオー  90年 新馬戦   シクラメンSOP
マヤノペトリュース 91年 未勝利戦  中京3歳SOP
ウイニングチケット 92年 葉牡丹賞500 ホープフルSOP
センターライジング 95年 コスモス賞 中京3歳SOP
ロードアックス   97年 新馬戦   葉牡丹賞500
クロフネ      00年 新馬戦   エリカ賞500
アグネスタキオン  00年 新馬戦   ラジオたんぱ杯3歳SG3
ブラックカフェ   02年 未勝利戦  葉牡丹賞500
テイエムリキサン  02年 未勝利戦  萩SOP
ザッツザプレンティ 02年 新馬戦   ラジオたんぱ杯2歳SG3
ヤマニンシュクル  03年 新馬戦   コスモス賞OP
メイショウサムソン 05年 未勝利戦  中京2歳SOP
フサイチリシャール 05年 萩SOP   東スポ杯2歳SG3
ナムラマース    06年 未勝利戦  コスモス賞OP
ウインバリアシオン 10年 新馬戦   野路菊SOP
ディープブリランテ 11年 新馬戦   東スポ杯2歳SG3
コディーノ     12年 新馬戦   札幌2歳SG3
キズナ       12年 新馬戦   黄菊賞500

ウインバリアシオンまでの17頭のうち、重賞未勝利馬はわずか3頭。なんと過半数の9頭がG1を制し、4頭がダービー馬となっている。これはすごい。
コディーノは今週の東京スポーツ杯に出走。キズナは暮れのラジオNIKKEI杯に向かう。はたして単独最多の「3勝目」はなるか…。そして、来週の京都2歳ステークスで、これも大物のエピファネイアが「2勝目」をあげるか…。要注目である。

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