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12/21/2012

名手二人のG12着

チャンスはあと2回。コディーノかルルーシュか。大本命で取りこぼすか、伏兵を持ってくるか。正直、朝日杯のコディーノは十中八九勝つと思っていたので、オーラス有馬記念のルルーシュに期待していたのだが、コディーノがまさかの2着。横山典のJRA G1 2着は、めでたく今年も達成され、レコードは18年連続に更新された。

横山典に次ぐ13年連続の記録をもつ武豊は、通算回数では横山典の42回を凌ぐ50回で1位。3位が岡部と四位の18回だから、上位2名の突出ぶりは際立っている。しかしこれが1着となると、武豊が66回でダントツ。横山典は、岡部の24回、安藤勝の22回に次ぐ21回で4位。2着が1着の倍という横山典はやはり只者ではない。
通算回数で3位以下を圧倒している武豊と横山典の2着だが、人気という観点でみるとその中身は対照的だ。武豊の50回、横山典の42回の人気別内訳は以下のとおり。

武豊  23-14-6-3-4
横山典 8-9-6-4-15

武豊は9回を数える単勝1倍台で2着が、横山典は08年のエリザベス女王杯(カワカミプリンセス)と今年の朝日杯の2回だけ。逆に、横山典は15回を数える単勝10倍以上で2着が、武豊は4回。武豊は一度もない単勝20倍以上で2着が、横山典は6回もある(50倍以上が2回!)。要は、武豊は取りこぼしの2着、横山典は穴の2着が多いということだ。

武豊の「未勝利JRA平地G1」が朝日杯だけとなったことはよく知られているが、実は「JRA平地G1全2着」の偉業も目前にしている。残すは皐月賞とNHKマイルカップのみ。対して横山典の「未勝利JRA平地G1」は、桜花賞、秋華賞、高松宮記念、JC、フェブラリーS、JCダートの6レースで、「未2着JRA平地G1」は、阪神JF、桜花賞、皐月賞、ヴィクトリアマイル、安田記念の5レース。
どちらの偉業も数字の上では武豊の方が近いが、近年は同騎手がG1で有力馬に乗ることはめっきり減ったため、数字ほどの差はあるまい。特に2着の方は、互角に近いだろう。

有馬記念は武豊がトレイルブレイザー、横山典がルルーシュ。どちらも、横山典鞍上でJRA G1 2着が2度あるゼンノロブロイの産駒。武豊は一昨年の菊花賞以来、横山典は2週連続の2着なるか、要注目である。もちろん、本人たちには大きなお世話だろうが…。

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