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06/13/2013

ダービー惨敗馬の重賞制覇

先週の西の重賞マーメイドステークスは、ハンデ戦になった06年から昨年まで、53キロ以下の格下馬が馬券圏内に来なかったことは一度もなかったが、今年は54キロ以上の3歳3冠好走馬が上位を独占した。勝ったのは56キロの桜花賞馬、2着は55キロのオークス3着馬、3着は54キロの秋華賞3着馬。ほかにG1で掲示板に乗ったことがあるのは、4、5、10着馬だから、結果的にはG1実績がものを言ったことになる。

一方、東のエプソムカップは、NHKマイルカップ3着馬クラレントが優勝。しかしこの馬の場合、G1実績で注目すべきはNHKマイルカップ3着より、ダービー15着の方だろう。ダービー惨敗馬がその後重賞を3勝もするのは極めて異例のことなのである。
フルゲートが18頭になった92年以降のダービーで15着以下に敗れ、その後JRA重賞を制した馬は以下の14頭しかいない。

92年15着ウィッシュドリーム 金鯱賞 朝日CC
93年17着ドージマムテキ   京王杯AH
93年15着シルクムーンライト 北九州記念
97年17着ゴッドスピード   中山大障害
97年15着マイネルマックス  マイラーズC
00年18着マイネルブライアン シリウスS
03年17着スズノマーチ    エプソムC
05年16着シャドウゲイト   中山金杯 中京記念
06年15着スーパーホーネット スワンS 京王杯SC 毎日王冠 マイラーズC
08年18着サクセスブロッケン フェブラリーS
08年16着モンテクリスエス  ダイヤモンドS
08年15着エーシンフォワード 阪急杯 マイルCS
09年18着ジョーカプチーノ  シルクロードS
12年15着クラレント     富士S 東京新聞杯 エプソムC

上記14頭は、ダービー時点では確かに地力不足だったのだろうが、後に勝った重賞を見る限り、ほとんどの馬が「東京芝2400m」に対する適性を欠いていたと言わざるを得ない。何せ、14頭中、後に芝2000m以上重賞を勝ったのはウィッシュドリーム、シャドウゲイト、モンテクリスエスだけなのだ。
クラレントのほかに3勝以上したのは、4勝のスーパーホーネットだけ。JRA芝G1を勝ったのはエーシンフォワードだけ。今秋の天皇賞あるいはマイルチャンピオンシップは、クラレントにとって大きな記録がかかる一戦になりそうだ。

現役のダービー15着以下馬は13頭。クラレントに続く「15頭目」の有力候補は、ダートで新境地を開きそうなノーザンリバー(11年17着)、ブライトライン(12年17着)、そして、ジョーカプチーノと同じNHKマイルカップ優勝馬、マイネルホウオウ(13年15着)あたりとみるが、はたして…。

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