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08/28/2013

上がり32秒台Vの2歳馬

シンガリ一気で3馬身差の圧勝。繰り出した上がり3ハロンは、2位の馬よりコンマ8秒も速い32秒5。ハープスターの新潟2歳ステークスの勝ちっぷりは、なんとも鮮やかだった。しかしこの時期にここまで強い勝ち方をされると、G1級の大物感を植えつけられる一方で、早熟の印象も頭をもたげてくる。
そこで調べてみたのが、過去の超高速上がり決着の2歳戦。86年以降、勝ち馬の上がりが33秒を切った2歳戦は全部で15レース。しかしそのうち8レースは、2歳戦でも超高速上がり決着が珍しくない直線競馬。残る7レースとその勝ち馬は以下のとおりである。

09/09/06 新潟芝1600m 新潟2歳S 上がり32.9秒 シンメイフジ
11/08/27 新潟芝1600m 新馬戦   上がり32.5秒 エネアド
11/09/04 新潟芝1600m 新潟2歳S 上がり32.7秒 モンストール
11/10/09 東京芝1800m 新馬戦   上がり32.9秒 サトノグロリアス
11/10/29 新潟芝1600m 500万特別  上がり32.5秒 アルフレード
12/10/27 新潟芝1600m 500万特別  上がり32.6秒 ゴットフリート
13/08/25 新潟芝1600m 新潟2歳S 上がり32.5秒 ハープスター

7レース中6レースが新潟芝1600m戦。ただでさえ高速上がりになりやすいコースで、ただでさえスローペースになりやすい2歳マイル戦が行われると、超高速上がり決着になりやすいということだろう。

ハープスター以前の6頭のその後は以下のとおり。

シンメイフジ   阪神JF5着 関東オークス1着 中央で3着以内なし
エネアド     東スポ杯5着 条件戦2勝 目下4連続二桁着順
モンストール   13連敗中 3着以内なし
サトノグロリアス 500万平場4→16→15着
アルフレード   朝日杯FS1着→スプリングS12着→NHKマイルC2着→ダービー13着
ゴットフリート  朝日杯FS3着→共同通信杯2着→ニュージーランドT9着→NHKマイルC11着

翌年以降も勝っているのはシンメイフジとエネアドだけ。2歳チャンピオンになったアルフレードはNHKマイルカップで2着に来たが、同馬を含め、早熟感は否めない。
ハープスターは、新潟2歳ステークスでシンガリ一気を決めた牝馬という点でシンメイフジが、左回り1400mの新馬戦に続いて新潟2歳ステークスを連勝したという点でモンストールが、どこかダブる。しかし同馬が2着馬につけたコンマ5秒差は、7頭の中ではダントツ。父ディープインパクトも、シンメイフジの父フジキセキ、モンストールの父アドマイヤマックスより明らかにクラシック向き。
大物か、早熟か。ハープスターの今後に要注目だ。

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