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08/22/2013

記録づくめの札幌記念制覇

トウケイヘイローの札幌記念制覇は、史上初の同年函館記念&札幌記念制覇のほかにも、興味深い記録を達成した勝利だった。
まず、JRA牡牝混合平地古馬重賞年間4勝。1年を通して第一線で勝利を積み重ねるのは容易なことではない。86年以降、同重賞を年間4勝以上した馬は以下の13頭だけである。

8勝
テイエムオペラオー(00年)
京都記念 阪神大賞典 天皇賞春 宝塚記念 京都大賞典 天皇賞秋 ジャパンC 有馬記念

5勝
タマモクロス(88年)
金杯(西) 阪神大賞典 天皇賞春 宝塚記念 天皇賞秋

サイレンススズカ(98年)
中山記念 小倉大賞典 金鯱賞 宝塚記念 毎日王冠

スペシャルウィーク(99年)
アメリカJCC 阪神大賞典 天皇賞春 天皇賞秋 ジャパンC

ディープインパクト(06年)
阪神大賞典 天皇賞春 宝塚記念 ジャパンC 有馬記念

4勝
ビワハヤヒデ(94年)
京都記念 天皇賞春 宝塚記念 オールカマー

ネーハイシーザー(94年)
産経大阪杯 京阪杯 毎日王冠 天皇賞秋

マーベラスサンデー(96年)
エプソムC 札幌記念 朝日CC 京都大賞典

サクラローレル(96年)
中山記念 天皇賞春 オールカマー 有馬記念

グラスワンダー(99年)
京王杯SC 宝塚記念 毎日王冠 有馬記念

ダイワメジャー(06年)
マイラーズC 毎日王冠 天皇賞秋 マイルCS

カンパニー(09年)
中山記念 毎日王冠 天皇賞秋 マイルCS

トウケイヘイロー(13年)
ダービー卿CT 鳴尾記念 函館記念 札幌記念

勝ち星の中にG1が含まれていないのは、トウケイヘイローとマーベラスサンデーだけだが、後者は翌年、宝塚記念を制覇。前例に倣えば、トウケイヘイローが遠からずG1ホースとなる可能性は十分だ。

芝2000m以上G3~G2の3連勝も快挙と言っていい。超一流の中長距離馬がいわゆる王道路線のG2~G1を勝ちまくる場面はしばしば目にするが、混戦メンバーになりやすい中長距離のG3~G2をG1未勝利馬が連勝するのは至難の業。86年以降、JRA平地古馬芝2000m以上のG3~G2を3連勝以上した馬は、以下の6頭しかいない。

タマモクロス
87年鳴尾記念→88年金杯(西)→阪神大賞典(→天皇賞春1着)

ムッシュシェクル
93年アルゼンチン共和国杯→94年日経新春杯→阪神大賞典(→天皇賞春3着)

メジロブライト
97年ステイヤーズS→98年アメリカJCC→阪神大賞典(→天皇賞春1着)

マーベラスサンデー
96年エプソムC→札幌記念→朝日CC→京都大賞典(→天皇賞秋4着)

クラフトワーク
04年函館記念→05年中山金杯→アメリカJCC

トウケイヘイロー
13年鳴尾記念→函館記念→札幌記念(→天皇賞秋?着)

奇しくも、クラフトワーク以外はすべて次走が天皇賞。トウケイヘイロー以外の4頭はすべて掲示板に載り、2頭が戴冠。トウケイヘイローの天皇賞秋好走は約束されたも同然か…。

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