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08/14/2013

史上最強のマイルトレーナー

レッドスパーダで関屋記念を制した藤沢師は、「どんな馬でもマイラーにしてしまう」とジョーク交じりで言われるほど、マイルのレースに滅法強い。86年以降最多を誇る「JRA重賞通算87勝」の距離別内訳は以下のとおり(かっこ内はG1)。目下3勝差で2位につけ、3位池江泰郎の65勝を大きく離して「2強」を形成している橋口師と比較すると、藤沢師の「マイル巧者」ぶりは歴然だ。

藤沢(通算87勝)
1200m 4勝(2勝)
1400m 7勝
1600m 29勝(11勝)
1800m 16勝
2000m 16勝(4勝)
2200m 4勝
2400m 4勝(1勝)
2500m 7勝(3勝)

橋口(通算84勝)
1000m 2勝
1200m 12勝(1勝)
1400m 8勝
1600m 16勝(3勝)
1800m 13勝
2000m 21勝(1勝)
2200m 4勝
2400m 3勝(1勝)
2500m 1勝(1勝)
3000m 3勝(2勝)
3600m 1勝

藤沢師のマイル重賞「29勝」はもちろん1位。橋口師の16勝が2位だから、そのぶっちぎりぶりはすさまじい。
さらにマイルG1「11勝」も1位。2位の松田博師とはわずか2勝差だが、同師は9勝中7勝が牝馬限定G1。対して藤沢師は、現行マイルG1全8レースのうち7レースを制しており、勝っていないのはダートのフェブラリーステークスだけである。

松田博(通算9勝)
93年 桜花賞     ベガ 
01年 朝日杯FS   アドマイヤドン
04年 フェブラリーS アドマイヤドン
08年 阪神JF    ブエナビスタ
09年 桜花賞     ブエナビスタ
10年 ヴィクトリアM ブエナビスタ
10年 阪神JF    レーヴディソール
11年 桜花賞     マルセリーナ
11年 阪神JF    ジョワドヴィーヴル

藤沢(通算11勝)
93年 マイルCS   シンコウラブリイ
95年 朝日杯3歳S  バブルガムフェロー
97年 安田記念    タイキブリザード
97年 マイルCS   タイキシャトル
98年 安田記念    タイキシャトル
98年 マイルCS   タイキシャトル
98年 阪神3歳牝馬S スティンガー
99年 NHKマイルC シンボリインディ
01年 マイルCS   ゼンノエルシド
04年 桜花賞     ダンスインザムード
06年 ヴィクトリアM ダンスインザムード

マイルG1完全制覇は目前。ただし同師はこれまでダート重賞わずか2勝(97年ユニコーンS・09年エルムS)の「芝偏重調教師」。G1自体も06年のヴィクトリアマイル以降遠ざかっているため、この快挙達成は至難の業かも。それでも「芝マイルG1完全制覇」は大偉業だが…。

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