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11/13/2013

13頭目のG1V3牝馬誕生

エリザベス女王杯を制したのは3歳女王。オークス馬が同年のエリザベス女王杯を勝ったのは、同レースが3歳以上戦となった96年以降では初めて。秋華賞馬が同年のエリザベス女王杯を勝ったのは、ファインモーション、ダイワスカーレットに続いて3頭目。大したものである。さらに目を引くのが「G1通算3勝」。メイショウマンボは、グレード制導入以降、JRAG1を3勝以上した13頭目の牝馬となった。

7勝
ウオッカ 阪神JF ダービー 安田記念2回 天皇賞 ヴィクトリアマイル JC

6勝
ブエナビスタ 阪神JF 桜花賞 オークス ヴィクトリアマイル 天皇賞秋 JC

5勝
メジロドーベル 阪神3歳牝馬S オークス 秋華賞 エリザベス女王杯2回
アパパネ    阪神JF 桜花賞 オークス 秋華賞 ヴィクトリアマイル

4勝
ダイワスカーレット 桜花賞 秋華賞 エリザベス女王杯 有馬記念
ジェンティルドンナ 桜花賞 オークス 秋華賞 JC

3勝
メジロラモーヌ   桜花賞 オークス エリザベス女王杯
ニシノフラワー   阪神3歳牝馬S 桜花賞 スプリンターズS
ファレノプシス   桜花賞 秋華賞 エリザベス女王杯
テイエムオーシャン 阪神3歳牝馬S 桜花賞 秋華賞
スティルインラブ  桜花賞 オークス 秋華賞
スイープトウショウ 秋華賞 宝塚記念 エリザベス女王杯
メイショウマンボ  オークス 秋華賞 エリザベス女王杯

このうち、3冠馬以外で同一年に3勝したのは、メイショウマンボのほかにはウオッカ(09年)とダイワスカーレット(07年)だけ。G1を含め年間5勝以上したのは、メイショウマンボのほかにはジェンティルドンナ(6勝)しかいない。

これほどの実績馬でありながら、「名牝」と呼ぶのにまだ抵抗があるのは、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞で二桁着順の惨敗を喫しているから。上記13頭のうち、メイショウマンボのほかに牝馬限定戦で二桁着順の経験があるのは、アパパネとスティルインラブのみ。ただしこの2頭の二桁着順は1回だけで、最後にG1を勝ったあとのこと。2度の二桁着順後にG1を3勝もする馬など、今後おいそれとお目にかかれまい。

1番人気と縁遠いことも、メイショウマンボの際立った特徴。上記13頭のうち、同馬のほかに1番人気でG1を勝っていないのは、ファレノプシス、スティルインラブ、スイープトウショウと3頭いるが、メイショウマンボは驚くなかれ、これまで1番人気に支持されたのが新馬戦の1回だけなのである。この秋はローズステークスが4番人気、秋華賞が3番人気、エリザベス女王杯が2番人気。さすがに次は休み明けでも1番人気になる番か…。

覚醒したオークスからまだ半年しかたっていない13年最優秀3歳牝馬が、今後さらにG1タイトルを積み重ねる可能性は十分。ウオッカ、ブエナビスタ、ダイワスカーレット、ジェンティルドンナといった女傑はまだ遠い存在だが、メジロドーベル、アパパネは視界に入った。まずはG14勝目に向けて、ゆっくり静養していただきたい。

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