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01/31/2014

似ても似つかぬ距離実績

単勝4倍台が1番人気という大混戦の京成杯は、コスモバルクを彷彿させる地方馬、プレイアンドリアルが完勝。この結果は血統的にも非常に興味深いものだった。すなわち「自身が1200mG1を制したサイヤーによる2000m以上重賞制覇」。86年以降、これを達成したサイヤーはわずか4頭。2頭の産駒で果たしたのは今のところデュランダルだけである。

キングヘイロー(00年高松宮記念)
カワカミプリンセス 秋華賞(06年) エリザベス女王杯(06年)

タイキシャトル(97年スプリンターズS)
ディアチャンス マーメイドS(07年)

アドマイヤマックス(05年高松宮記念)
アドマイヤコスモス 福島記念(11年)

デュランダル(03年スプリンターズS)
エリンコート    オークス(11年)
プレイアンドリアル 京成杯(14年)

上記4頭のサイヤーのうちキングヘイローとアドマイヤマックスは、2~3歳時はクラシック候補と目され(いずれも1800mの東スポ杯を制覇)、古馬になってから短いところに転向した馬。そのため短距離血統というイメージはなく、産駒が2000m以上の重賞を勝っても違和感はない。
対してタイキシャトルとデュランダルは、いずれも自身の最長勝利距離が1600mという短~マイル実績馬。その産駒が2000m以上の重賞を勝ったのは驚きと言っていい。特に、牡馬と牝馬の2頭、後者は2400mG1を制覇、というデュランダルは、とんでもないポテンシャルを秘めている。父の現役時代のイメージだけでデュランダル産駒の距離適性を判断するのは避けた方がいいだろう。

一方、逆に、自身が3000m以上G1を、産駒が1200m重賞を制したサイヤーは、以下の2頭しかいない。

マンハッタンカフェ(01年菊花賞・02年天皇賞春)
アーバニティ   オーシャンS(09年)
ジョーカプチーノ ファルコンS(09年) シルクロードS(11年)

スペシャルウィーク(99年天皇賞春)
ステラリード 函館2歳S(09年)

今週の1200m重賞シルクロードステークスには、3000m以上G1勝ち馬ディープインパクトの産駒が2頭出走。はたして「3頭目」は誕生するか…。

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