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01/22/2014

ビッグレッド軍団2頭に注目

京成杯を制したプレイアンドリアルのオーナーは、言わずと知れたビッグレッド軍団総帥、岡田繁幸氏。2006年にサラブレッドクラブ・ラフィアンの代表を退いてからは個人馬主の資格を取得し(クラブ法人の代表は個人馬主になれない)、悲願のダービー制覇を目指している。朝日杯7着はイレ込みがすべて。折り合って快勝したこのレースを見る限り、ダービーはともかく同コースの皐月賞を勝ち負けする力は十分ありそうだ。

京成杯で目を引いた「ビッグレッド関連馬」はもう1頭いる。13番人気で5着に来た紅一点、マイネグレヴィル。後の2歳女王とクビ差の接戦を演じた1800m重賞(札幌2歳S)に続く、2000m重賞での掲示板確保。この実績はなかなかのものである。86年以降、牡牝混合の2~3歳芝1800m以上重賞で掲示板に乗った牝馬は63頭を数えるが、2回となると(3回以上は不在)同馬のほかには2頭しかいない。奇しくもその1頭、イクスキューズは、プレイアンドリアルと同じ岡田繁幸氏所有の地方馬だ。

ファンタジースズカ 92年毎日杯3着 92年京都4歳特別3着
イクスキューズ   06年札幌2歳S3着 07年ラジオNIKKEI賞3着
マイネグレヴィル  13年札幌2歳S2着 14年京成杯5着

実績だけでなく血統からも、マイネグレヴィルには期待をかけずにはいられない。父ブライアンズタイムはサラブレッドクラブ・ラフィアンの「ベスト種牡馬」なのだ。同クラブの「種牡馬別勝利数」10傑は以下のとおり。

75勝ブライアンズタイム
59勝スターオブコジーン
55勝ロージズインメイ
50勝ステイゴールド
49勝マイネルラヴ
47勝タマモクロス
32勝チーフベアハート
29勝ペンタイア
28勝アグネスデジタル
25勝トウカイテイオー

ビッグレッドファーム関連馬が多い中、ブライアンズタイムがダントツの75勝。これはブライアンズタイムの「オーナー別勝利数」でも1位に位置づけられる。

75勝サラブレッドクラブ・ラフィアン
69勝シルク
41勝市川義美
37勝西山茂行
34勝ロードホースクラブ
34勝ビッグ
33勝ノースヒルズマネジメント
31勝山路秀則
28勝社台レースホース
28勝大沢毅

ラフィアンのブライアンズタイム産駒は重賞成績もすばらしい。通算75勝と同じく「通算重賞10勝」もクラブ最多、そしてブライアンズタイムの「オーナー別重賞勝利数」では山路秀則氏(ナリタブライアン1頭で9勝)と並んでトップタイである。

この好相性サイヤーに、マイネルデュプレ、マイネルブブラウ、マイネルブライアン、マイネルビンテージなど9頭もの重賞連対馬を送り出している、ゆかりの名牝系とくれば、走らないわけがあるまい。
2014年のビッグレッド軍団は、牡馬クラシックのプレイアンドリアルだけでなく、牝馬クラシックのマイネグレヴィルにも要注目だ。

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