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01/10/2014

芝長距離の大記録

JRAの芝3000m以上戦は、その昔はメジロデュレン、メジロマックイーンの兄弟が菊花賞への足掛かりとした嵐山ステークス(嵐山特別)など準オープンのレースもあったが、現在は以下のオープン6鞍しか組まれていない。

万葉ステークス 京都3000m ハンデOP特別
ダイヤモンドS 東京3400m ハンデG3
阪神大賞典   阪神3000m 別定G2
天皇賞春    京都3200m 定量G1
菊花賞     京都3000m 馬齢G1
ステイヤーズS 中山3600m 別定G2

先週はこのうちのひとつ、万葉ステークスが行われた。勝ったのは昨年の2着馬タニノエポレット。父ダンスインザダークにとってはJRA芝3000m以上戦13勝目。これは86年以降ではその父サンデーサイレンスに並ぶ最多タイ記録だ。ダンスインザダークもサンデーサイレンスも9頭の産駒で13勝。その内訳は以下のとおりである。

ダンスインザダーク産駒
ダイタクバートラム 万葉S(03年) 阪神大賞典(03年) ステイヤーズS(04年)
デルタブルース   菊花賞(04年) ステイヤーズS(05年)
フォゲッタブル   ステイヤーズS(09年) ダイヤモンドS(10年)
マッキーマックス  ダイヤモンドS(06年)
ザッツザプレンティ 菊花賞(03年)
ウイングランツ   ダイヤモンドS(05年)
ファストタテヤマ  万葉S(06年)
スリーロールス   菊花賞(09年)
タニノエポレット  万葉S(14年)

サンデーサイレンス産駒
ディープインパクト 菊花賞(05年) 阪神大賞典(06年) 天皇賞春(06年)
スペシャルウィーク 阪神大賞典(99年) 天皇賞春(99年)
マンハッタンカフェ 菊花賞(01年) 天皇賞春(02年)
ダンスインザダーク 菊花賞(96年)
ペインテドブラック ステイヤーズS(99年)
エアシャカール   菊花賞(00年)
アドマイヤロード  万葉S(02年)
リンカーン     阪神大賞典(04年)
スズカマンボ    天皇賞春(05年)

サンデーサイレンスはダイヤモンドステークスだけ勝てず、ダンスインザダークは天皇賞春だけ未勝利。はたして後者の完全制覇はなるか…。
この2頭に続くのはノーザンテースト(7頭で11勝)、リアルシャダイ(8頭で10勝)で、二桁勝利をあげているのはここまで。ステイヤー血統が衰退傾向にある現代競馬において、今後「5頭目」が現れる可能性は低そうだ。

万葉ステークスには、これが芝3000m以上戦なんと35戦目!の明け12歳馬トウカイトリックが出走したが、4着。同馬はメジロマックイーンとともにJRA芝3000m以上戦の最多勝記録を保持しているが、残念ながら単独最多の6勝目はならなかった。

メジロマックイーン
菊花賞(90年) 阪神大賞典(91年・92年) 天皇賞春(91年・92年)

トウカイトリック
ダイヤモンドS(07年) 万葉S(08年・10年) 阪神大賞典(10年) ステイヤーズS(12年)

次の芝3000m以上戦は、2月22日のダイヤモンドステークス。おそらく出走してくるであろうダンスインザダーク産駒、そしてトウカイトリックに再度注目だ。

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