« ハナ差2頭の行く末いかに | Main | スペシャルウィーク再浮上 »

03/19/2014

2度目の惨敗後巻き返し

昨年暮れの阪神カップを立ち遅れて10着に敗れたコパノリチャードが、4歳初戦の別定重賞、阪急杯を4馬身差で逃げ切った。同馬は昨秋も二桁着順後に別定重賞を快勝している。皐月賞13着のあとのNHKマイルカップは8着だったが、勝ち馬とはコンマ4秒差。惨敗からの巻き返しは“十八番”と言えそうだ。

二桁着順後の重賞制覇はハンデ重賞ならさほど珍しくない。往々にして前走の惨敗がハンデを軽くしてくれるからだ。86年以降のJRAハンデ重賞810レースのうち、前走二桁着順馬が制したのは91レース。割合は11.2%にのぼる。
対して、86年以降のハンデ戦以外(別定・馬齢・定量)のJRA重賞2,653レースのうち、前走二桁着順馬が制したのは163レース。割合は6.1%にすぎない。コパノリチャードのように2回達成した馬(3回以上はゼロ)は以下の7頭だけである。

スティンガー
99年桜花賞12着  →99年4歳牝馬特別1着
99年ジャパンC14着→00年京都牝馬特別1着

ローズバド
01年3歳500万下平場10着→01年フィリーズレビュー1着
03年安田記念14着    →03年マーメイドS1着

バランスオブゲーム
03年宝塚記念11着→03年毎日王冠1着
06年根岸S11着 →06年中山記念1着

キンシャサノキセキ
09年スプリンターズS12着→09年スワンS1着
10年マイルCS13着   →10年阪神C1着

ダッシャーゴーゴー
10年北九州記念11着→10年セントウルS1着
10年京阪杯10着  →11年オーシャンS1着

ヴェルデグリーン
13年新潟大賞典10着→13年オールカマー1着
13年有馬記念10着 →14年アメリカJCC1着

コパノリチャード
13年ポートアイランドS16着→13年スワンS1着
13年阪神C10着      →14年阪急杯1着

家賃の高いG1で惨敗したあと相手弱化で巻き返すのはある意味理に適っているが、ダッシャーゴーゴーとコパノリチャードは2回とも前走がG1ではない。希有なキャラクターと言っていいだろう。

先週のフィリーズレビューを勝ったベルカントは朝日杯10着からの巻き返し。距離伸びる桜花賞でまた二桁着順に敗れあと、夏の短距離重賞を勝つようなことになれば、“8頭目”の誕生となりますが、はたして…。

|

« ハナ差2頭の行く末いかに | Main | スペシャルウィーク再浮上 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93032/59318819

Listed below are links to weblogs that reference 2度目の惨敗後巻き返し:

« ハナ差2頭の行く末いかに | Main | スペシャルウィーク再浮上 »