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05/09/2014

連続惨敗馬のトライアル制覇

オークス最終便、スイートピーステークスを制したシャイニーガールは、桜花賞13着馬。同馬はその前走、チューリップ賞も10着と惨敗を喫している。オープン特別のエルフィンステークスを制していたから賞金が足り、桜花賞トライアルと本番、そしてオークストライアルにも出走できたわけだが、この実績とスイートピーステークスの「本番直結度」の低さを考えると、2冠目も苦戦は免れまい。
86年以降、桜花賞トライアルと桜花賞でふた桁着順に敗れたオークス出走(予定)馬は、以下の6頭しかいない。

89年サザンビーナス
4歳牝馬特別11着→桜花賞13着→オークス競走中止

90年イクノディクタス
4歳牝馬特別11着→桜花賞11着→4歳牝馬特別6着→オークス9着

99年グロウリボン
4歳牝馬特別13着→桜花賞14着→スイートピーS12着→オークス16着

02年タムロチェリー
チューリップ賞12着→桜花賞12着→オークス12着

10年ステラリード
フィリーズレビュー10着→桜花賞14着→オークス16着

14年シャイニーガール
チューリップ賞10着→桜花賞13着→スイートピーS1着→オークス?着

このうちグロウリボンは前年の阪神3歳牝馬ステークスからオークスまで5戦連続ふた桁着順。賞金はファンタジーステークス2着で稼いでいた。
その上を行くのがタムロチェリー。2歳時に、小倉2歳ステークスをシンガリ15番人気で、阪神ジュベナイルフィリーズを7番人気で制したことで運を使い果たしたか、3歳初戦のチューリップ賞から翌年のテレビ愛知オープンまで、なんと9戦連続ふた桁着順。阪神ジュベナイルフィリーズ以来のひと桁着順を確保した(といっても11頭立てのブービー9着)03年の北九州記念がラストランとなった。チューリップ賞→桜花賞→オークス→ローズS→秋華賞→エリザベス女王杯という3歳牝馬王道レースをすべてふた桁着順に敗れる馬など、今後二度と現れないのではなかろうか。牝馬3冠すべてふた桁着順を喫した馬ですら、86年以降では以下の10頭しかいない。

86年モガミアレン    10→14→15着
87年ルーペナイト    16→11→15着
87年コメーテス     12→21→11着
91年ミルフォードスルー 15→16→17着
91年エミノディクタス  12→13→13着
95年エイシンサンサン  15→11→15着
02年タムロチェリー   12→12→13着
09年ヴィーヴァヴォドカ 12→10→14着
10年プリンセスメモリー 13→13→10着
12年オメガハートランド 12→12→14着

今年の桜花賞ふた桁着順馬9頭のうち、オークスに出走しそうなのはシャイニーガールのほかにはペイシャフェリスくらいのもの。陣営にとっては大きなお世話に違いないが、「11頭目」にリーチをかける馬は現れるのか、要注目である。

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