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07/10/2014

牝馬人気独占重賞

夏の中京開幕週を飾ったCBC賞は、近10年で最多となる7頭の牝馬が参戦したが、さらに目を引いたのが1~5番人気を牝馬が占めたこと。これは稀にみる珍事だ。
86年以降、牡牝混合JRA重賞で、3頭以上の牝馬が上位人気に支持されたレースは「17」、4頭以上の牝馬が上位人気に支持されたレースは「9」あるが、5頭以上となると以下の5レースのみ。古馬重賞は今年のCBC賞だけである。

86年新潟3歳S
1番人気サガミコトブキ  →6着
2番人気トウホーロイヤル →3着
3番人気クールハート   →1着
4番人気メジロファルコン →11着
5番人気サクラバリュー  →8着
6番人気オールパシフィック→5着

88年新潟3歳S
1番人気シャルドン   →5着
2番人気ブァンフォーアコー2着
3番人気メドレー    →6着
4番人気パストラーレ  →9着
5番人気フジミマドリード→3着

00年新潟3歳S
1番人気リワードアンセル →2着
2番人気ダイワルージュ  →1着
3番人気ゲイリーブラッサム→4着
4番人気ツクバフォルテ  →3着
5番人気エーピーハルハル →7着

05年小倉2歳S
1番人気トーホウアモーレ →3着
2番人気アルーリングボイス→1着
3番人気エイシンアモーレ →5着
4番人気グランプリシリウス→13着
5番人気セントルイスガール→2着

14年CBC賞
1番人気ベルカント    →5着
2番人気ルナフォンターナ →8着
3番人気エピセアローム  →2着
4番人気トーホウアマポーラ→1着
5番人気リアルヴィーナス →16着

86年の新潟3歳ステークスはなんと1~6番人気が牝馬。この年は12頭中、7頭が牝馬で、5頭の牡馬は7、8、9、11、12番人気。2着を確保した7番人気の牡馬トチノルーラーと、5着に来た9番人気の牡馬モガミピーピーは、男子の面目を施したと言えようか。
上記5レースのうち、結果も牝馬が1~5着独占というレースはないが、00年の新潟3歳ステークスは1~4番人気が1~4着。もっともこの年は7頭立てで6頭が牝馬。唯一の牡馬、6番人気のチョウカツヤクがなんとか掲示板を確保したという格好だ。

牝馬が人気を集めるレースの共通点は「夏」。3頭以上の牝馬が上位人気に支持された17レースのうち、なんと15レースが7~9月開催なのだから、まさに「牝馬の夏」である。
06年創設のサマースプリントシリーズは、最初の6年を牝馬が制したが、一昨年と昨年は牡馬が優勝。今年の第1戦、函館スプリングステークスも牡馬が勝った。牝馬が1~5番人気を占め、牝馬のワンツーで決まったこの第2戦は、再び「牝馬優勢」に戻る分岐点になるような気がするが…。

ちなみに、86年以降の牡牝混合G1で3頭以上の牝馬が上位人気に支持されたことはなく、1~2番人気が牝馬だったのも、以下の4レースしかない。

93年マイルCS
1番人気シンコウラブリイ→1着
2番人気ニシノフラワー →13着

94年安田記念
1番人気スキーパラダイス→5着
2番人気サイエダティ  →7着

08年天皇賞秋
1番人気ウオッカ     →1着
2番人気ダイワスカーレット→2着

11年ジャパンカップ
1番人気デインドリーム→6着
2番人気ブエナビスタ →1着

人気どおり2頭のワンツーで決まったのは08年の天皇賞秋だけ。ウオッカとダイワスカーレットの女傑ぶりにあらためて脱帽である。

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