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09/19/2014

非G1ウィナーの重賞6勝目

中山マイルと新潟マイルは同じ距離でもコース特性がまるで異なる。クラレントが58キロで京成杯オータムハンデを勝てたのは、今年の同レースが前走関屋記念と同じ新潟マイルで代替開催されたから。例年どおり中山マイルで行われていたら、使っていたかどうかも怪しい。
キャリア初の重賞連勝を果たした同馬は、これで重賞通算6勝。うち5勝が左回りで、4勝が左回りマイル戦。となれば生涯最大目標は安田記念制覇だろうが、G1にまだ手が届いていないからこそ、今回の勝利は、ある“怪記録”へのリーチとなった。
86年以降、JRA平地G2&G3を6勝以上した馬は以下のとおり。

オグリキャップ(8勝)
ペガサスS 毎日杯 京都4歳S NZトロフィー 高松宮杯 毎日王冠(2勝) オールカマー

ヒシアマゾン(7勝)
クイーンC クリスタルC NZトロフィー クイーンS ローズS オールカマー 京都大賞典

バランスオブゲーム(7勝)
新潟2歳S 弥生賞 セントライト記念 毎日王冠 中山記念(2勝) オールカマー

カンパニー(7勝)
京阪杯 産経大阪杯 関屋記念 中山記念(2勝) マイラーズC 毎日王冠

メジロブライト(6勝)
ラジオたんぱ杯3歳S 共同通信杯 ステイヤーズS アメリカJCC 阪神大賞典 日経新春杯

ナリタトップロード(6勝)
きさらぎ賞 弥生賞 阪神大賞典(2勝) 京都記念 京都大賞典

クラレント(6勝)
デイリー杯2歳S 富士S 東京新聞杯 エプソムC 関屋記念 京成杯AH

この7頭のうちG1ウィナーじゃないのはバランスオブゲームとクラレントだけ。G2やG3をボコボコ勝つような馬なら普通はG1も勝つもので、この2頭は例外的存在というわけだ。
ただしバランスオブゲームはG1掲示板が6回もある。対してクラレントはNHKマイルカップ3着の1回だけ。G1出走回数も、バランスオブゲームの14回に対し、クラレントは5回と大差がついている。さらに、前者は7勝のうち6勝がG2で、後者は6勝のうち5勝がG3。同じ“G2&G3コレクター”でも、方や「G1に届かない」タイプ、方や「G1は狙わない」タイプとでも言おうか。ちなみにこの2頭の父は、96年のダービーでしのぎを削ったフサイチコンコルドとダンスインザダーク。もちろん偶然である。

ここまできたらクラレントにはぜひともG2かG3をあと1勝はしてもらい、非G1ウィナーの頂点を極めてもらいたい。ここまできたらG1に色気が出ているに違いない関係者には大きなお世話だが…。

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