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10/02/2014

ラフィアンの晩成個性派

単勝2.2倍のサトノノブレスが意味不明の惨敗を喫したオールカマーは、2番人気のマイネルラクリマが制覇。この勝利は、サラブレッドクラブ・ラフィアン所有馬による注目すべき1勝となった。

マイネルラクリマはこれが重賞3勝目。ラフィアンのJRA重賞3勝以上馬は、同馬で8頭目となる。このうち古馬牡牝混合G2を勝っているのは、マックス、ラヴ、キッツ、ラクリマの4頭。ラクリマ以外はすべてG1ウィナーだ。同馬が今後G1を勝っても不思議はないか。

4勝
マイネルマックス 96年函館3歳S 96年京成杯3歳S 96年朝日杯3歳S 00年マイラーズC

3勝
マイネルブリッジ  95年NHK杯 95年福島記念 97年七夕賞
マイネルラヴ    98年セントウルS 98年スプリンターズS 99年シルクロードS
マイネルアムンゼン 03年エプソムC 04年新潟大賞典 04年エプソムC
マイネルモルゲン  04年ダービー卿CT 04年京成杯AH 05年京成杯AH
マイネルキッツ   09天皇賞春 10年日経賞 11年ステイヤーズS
マイネイサベル   10年新潟2歳S 12年府中牝馬S 13年中山牝馬S
マイネルラクリマ  12年京都金杯 13年七夕賞 14年オールカマー

ラフィアンの馬が早熟傾向にあることはよく知られた話。JRA平地重賞64勝の年齢別内訳は以下のとおり。半分以上を2~3歳であげており、6歳以上では9勝しかしていない。

2歳 13勝
3歳 22勝
4歳 12勝
5歳 8勝
6歳 6勝
7歳 2勝
8歳 1勝

オープン上位で息の長い活躍をする馬が少ない中、3年連続で重賞を勝っているのはマイネルキッツとマイネルラクリマだけ。前者は6~8歳、後者は4~6歳。ラクリマによる記録更新の可能性は十分だ。

オールカマーは2番人気で制したマイネルラクリマだが、昨年の七夕賞は1番人気で勝利。ラフィアンの馬が1番人気で重賞を勝つ場面には、なかなかお目にかかれない。障害を含めたJRA重賞67勝のうち、ほぼ3分の1の22勝を6番人気以下であげている一方、1番人気Vは以下の8例しかない。

95年NHK杯    マイネルブリッジ
03年エプソムC   マイネルアムンゼン
03年シリウスS   マイネルセレクト
04年ガーネットS  マイネルセレクト
04年新潟2歳S   マイネルレコルト
06年NZトロフィー マイネルスケルツィ
08年京成杯     マイネルチャールズ
13年七夕賞     マイネルラクリマ

8レースのうち4レースは2~3歳戦。最高齢はガーネットステークスのマイネルセレクトとマイネルラクリマの5歳。ラクリマが次走G1ロードに向かわなければ、初の“6歳1番人気V”のチャンスだが…。

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