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12/25/2014

前途洋々の1番人気V

創設66年目で中山から阪神に移設された朝日杯フューチュリティステークスを制したのは、1番人気ダノンプラチナ。ベゴニア賞から抽選を潜り抜けての勝利は一昨年のロゴタイプと同じだが、同馬は7番人気。単勝4倍台とはいえ、ダノンプラチナの「1番人気V」は立派だ。
東西2歳G1が牡牝のチャンピオン決定戦に替わった91年以降、1番人気の覇者は17頭を数える。勝ち馬は全部で48頭だから、勝率は.354。3回に1回以上勝っている。この17頭と、その後勝ったJRA・G1タイトルは以下のとおり。

91年ニシノフラワー   →桜花賞 スプリンターズS
91年ミホノブルボン   →皐月賞 ダービー
93年ナリタブライアン  →皐月賞 ダービー 菊花賞 有馬記念
94年ヤマニンパラダイス
94年フジキセキ
95年バブルガムフェロー →天皇賞秋
97年グラスワンダー   →有馬記念2勝 宝塚記念
98年アドマイヤコジーン →安田記念
99年ヤマカツスズラン
00年テイエムオーシャン →桜花賞 秋華賞
01年アドマイヤドン   →フェブラリーS
02年ピースオブワールド
08年ブエナビスタ    →桜花賞 オークス Vマイル 天皇賞秋 JC
09年ローズキングダム  →JC
10年レーヴディソール
11年アルフレード
14年ダノンプラチナ

17頭のうち、3歳以降もG1に出走しているのは、フジキセキとダノンプラチナ以外の15頭。その15頭のうち10頭、牡馬に限れば8頭のうち7頭が、G1タイトルを積み重ねている。牡馬で唯一、3歳以降にG1を勝っていないアルフレードも、まだ5歳だから可能性がないわけではない。ダノンプラチナのG1V2はほぼ約束されたようなものか。

一方、91年以降、2歳G1を2番人気以下で制した馬は31頭。そのうち3歳以降JRA・G1を勝った馬は以下の8頭だけである。

95年ヒシアマゾン(2番人気)   →エリザベス女王杯
96年メジロドーベル(2番人気)  →オークス 秋華賞 エリザベス女王杯2勝
06年ウオッカ(4番人気)     →ダービー 安田記念2勝 天皇賞秋 Vマイル JC
06年ドリームジャーニー(2番人気)→宝塚記念 有馬記念
07年トールポピー(3番人気)   →オークス
09年アパパネ(2番人気)     →桜花賞 オークス 秋華賞 Vマイル
10年グランプリボス(5番人気)  →NHKマイルC
12年ロゴタイプ(7番人気)    →皐月賞

1番人気でなかったことが不思議でならない名馬が少なくない。それでも、牝馬に限ればすべて4番人気以内。今年5番人気で勝ったショウナンアデラのG1V2は微妙なところだ。

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