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03/17/2015

関東馬大反攻

今週も関東馬の重賞での活躍を取り上げる。
先週土曜の中日新聞杯を勝ったのは、小島太厩舎のディサイファ。これで関東馬は中山記念から重賞5連勝。翌日曜、関東馬がスマートプラネットしかいなかったフィリーズレビューでさすがに連勝はストップしたが(それでも同馬は8番人気でコンマ3秒差の4着と健闘)、中山牝馬ステークスは藤沢厩舎のバウンスシャッセが制し、今年の平地重賞勝利数の東西内訳は「東13勝VS西15勝」となった。

今週の注目点は、関東馬の“アウェー”での成績だ。その前に、まずは関東での東西の成績を比べてみよう。
過去10年、関東4場(東京・中山・新潟・福島)で開催された重賞の勝ち馬は、のべ638頭。東西内訳は、関東馬267頭VS関西馬360頭(地方馬2頭・外国馬9頭)。成績詳細は以下のとおりだ。

関東馬4767頭 267-261-291-3948 勝率.056 連対率.111 複勝率.172
関西馬4985頭 360-372-343-3910 勝率.072 連対率.147 複勝率.216

「西高東低」が定着して以降、関東の重賞は関西馬の猛攻を受け続けており、勝ち星だけでなく、出走頭数・勝率・連対率・複勝率もすべて関西馬が上回っている。まさに“草刈り場”状態と言えよう。
一方、関西4場(京都・阪神・中京・小倉)で開催された重賞の勝ち馬は、のべ610頭。東西内訳は、関東馬78頭VS関西馬530頭(外国馬2勝)。成績詳細は以下のとおりだ。

関東馬1740頭  78- 98- 95-1469 勝率.045 連対率.101 複勝率.156
関西馬7284頭 530-510-508-5736 勝率.073 連対率.143 複勝率.213

関西馬はホームでもアウェーでも勝率、連対率、複勝率はほとんど変わらないが、関東馬はアウェーですべて落としており、関西馬との差はさらに開いている。ホームですら苦戦しているのだから、当然と言えば当然だろう。
ところが、今年はここまで関東馬が大躍進を遂げている。

<関東重賞>
関東馬103頭 8-8-4-83 勝率.078 連対率.155 複勝率.194
関西馬102頭 6-6-10-80 勝率.059 連対率.118 複勝率.216

<関西重賞>
関東馬 39頭 5-3-4- 27 勝率.128 連対率.205 複勝率.308
関西馬102頭 9-11-10-143 勝率.052 連対率.116 複勝率.173

ホームでは互角以上。アウェーでは勝率・連対率・複勝率すべて圧倒。関西重賞出走頭数の東西比率も、「1:4.2」から「1:2.6」へと大幅に“改善”している。
復権への序章なのか、たまたまの狂い咲きなのか。今後も関東馬の重賞成績から目が離せない。

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