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04/09/2015

不良芝重賞の牝馬V

大本命が負けたことより牝馬が勝ったことの方が、個人的には「目が点」だった産経大阪杯。86年以降、不良馬場の牡牝混合芝重賞を牝馬が制したのは、今回がまだ12例目である(青字はG2・赤字はG1)。

88年七夕賞     (福島芝2000m)コーセイ
90年函館3歳S   (函館芝1200m)ミルフォードスルー
90年朝日チャレンジC(阪神芝2000m)ファンドリポポ
91年函館3歳S   (函館芝1200m)アトムピット
91年CBC賞    (中京芝1200m)フェイムオブラス
93年小倉大賞典   (小倉芝1800m)ワンモアラブウエイ
93年マイルCS   (京都芝1600m)シンコウラブリイ
98年シンザン記念  (京都芝1600m)ダンツシリウス
00年シルクロードS (京都芝1200m)ブロードアピール
07年スプリンターズS(中山芝1200m)アストンマーチャン
13年札幌2歳S   (札幌芝1800m)レッドリヴェール
15年産経大阪杯   (阪神芝2000m)ラキシス

ラキシスの記録は、G2以上では4例目、芝2000m以上のG2以上では初の快挙。さらに調べてみると、驚くべきことが分かった。対象を「稍重以上」「芝1800m以上」に広げても、牡牝混合G2以上を牝馬が制したのは、86年以降では以下の5例しかないのだ。

92年鳴尾記念  (阪神芝2500m・稍重)タケノベルベット
95年オールカマー(中山芝2200m・稍重)ヒシアマゾン
10年天皇賞秋  (東京芝2000m・稍重)ブエナビスタ
15年中山記念  (中山芝1800m・稍重)ヌーヴォレコルト
15年産経大阪杯 (阪神芝2000m・不良)ラキシス

この5頭に共通するのは、それまでにG1を勝っていたこと。つまり、G1勝ち負けレベルの実績がない牝馬が、牡馬相手に道悪の芝中長距離格高重賞を勝つのは不可能に近いということだ。
ちなみに今年達成した2頭は、昨年のエリザベス女王杯の1、2着馬。3着馬ディアデラマドレはその後愛知杯を制し、4着馬フーラブライドは日経新春杯2着、阪神大賞典5着。例年以上のハイレベルレースだったことを心に留めておいた方がいいだろう。

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