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06/11/2015

偉大なマイナーサウスポー

先週のヒットザターゲットに続いて今週も、密かに大記録を達成した非G1ウィナーを紹介する。安田記念で3着に来た12番人気クラレントだ。
同馬の通算成績はこれで「7-1-5-15」。このうち左回りが「5-1-4-5」で、右回りが「2-0-1-10」。左回りでは4回しか経験していない掲示板外が、右回りでは9回、うち5回が二桁着順。右回りでの2勝は2歳時のデビュー2戦だから、いまや右回りではほぼ用なし、逆に左回りでは常に要注意の馬となっている。
そんなクラレントが今回達成したのは、「牡牝混合左回り重賞3着以内」の最多記録。86年以降、8回以上達成した馬は6頭いるが、最多10回のクラレントだけがG1を勝っていない。

10回 クレラント    5-1-4

9回 オグリキャップ  5-3-1
   ウオッカ     5-2-2
   テレグノシス   3-3-3

8回 ニッポーテイオー 4-3-1
   ジャスタウェイ  2-6-0

クラレントの5勝・2着1回・3着4回は以下のとおりだ。

12年 NHKマイルC 15番人気3着
12年 富士ステークス 5番人気1着
13年 東京新聞杯   2番人気1着
13年 エプソムカップ 4番人気1着
13年 毎日王冠    5番人気3着
14年 東京新聞杯   5番人気3着
14年 京王杯Sカップ 2番人気2着
14年 関屋記念    4番人気1着
14年 京成杯Aハンデ 2番人気1着(新潟代替)
15年 安田記念    12番人気3着

こんなに相性がいいのに、なぜか1番人気になったことはない。それ以前にこの馬、キャリアを通じて1番人気に支持されたことがない。2番人気以下での重賞6勝(上記5レースとデイリー杯2歳S)は、バランスオブゲームとダイタクヘリオスの7勝に次いでドリームジャーニーと並ぶ、86年以降の3位タイだ。

現在、古馬牡牝混合の左回り芝重賞は年間23レース組まれている。このうちクレラントの守備範囲である1400~1800m戦は、東京新聞杯、京王杯スプリングカップ、安田記念、エプソムカップ、中京記念、関屋記念、毎日王冠、富士ステークスの8鞍。クラレントはこのうちなんと7鞍で3着以内を果たしている。
残るは中京記念のみ。しかし安田記念3着では重ハンデ必至とみたか、次走は関屋記念とのこと。お楽しみは来年までお預け、などと思っている変態的マニアは筆者くらいのものだろう(笑)。

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