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07/17/2015

59キロで制覇の快挙

昨年は1番人気、今年は4番人気でベストウォーリアがプロキオンステークスを連覇。昨年より人気が落ちたのは、昨年より3キロ増の59キロを背負ったからだろう。
86年以降、59キロ以上背負ってJRA平地重賞を勝った馬(アラブを除く)はのべ85頭いるが、うち76頭は芝重賞の勝ち馬。ダート重賞を勝ったのは以下の9頭しかいない。

トーヨーリファール 95年マーチS   59キロ
タイキシャーロック 98年エルムS   59キロ
アドマイヤドン   03年エルムS   59キロ
ゴールドアリュール 03年アンタレスS 59キロ
スターリングローズ 03年プロキオンS 59キロ
パーソナルラッシュ 05年エルムS   59キロ
ヒシアトラス    06年マーチS   59キロ
ニホンピロアワーズ 13年平安S    59キロ
ベストウォーリア  15年プロキオンS 59キロ

トーヨーリファールとヒシアトラス以外の別定重賞ウィナー7頭は、すべて当該レースまでにG1を勝っていたが、当該レース後もG1を勝ったのはアドマイヤドンのみ。ベストウォーリアははたしてどうか。同馬のベスト距離、1400~1600mで行われるダートG1は、昨年勝ったマイルチャンピオンシップ南部杯と、フェブラリーステークス、かしわ記念のマイル3鞍。今年のJBCは大井競馬場で開催されるため、盛岡で行われた昨年と同じく「スプリント」は1200m戦。昨年は2000mの「クラシック」に挑んで5着だったから、今年は「スプリント」を選ぶ可能性もありそうだ。いずれにせよ、最大目標はマイルの最高峰、フェブラリーステークスになるのだろう。

ベストウォーリアのさらにすごいところは、2着馬に2馬身(0.3秒)もの差をつけたこと。86年以降、JRA平地重賞を59キロ以上背負って0.3秒以上差で勝った馬はのべ37頭。そのうち、差のつきにくい1400m以下のスプリント戦でやってのけたのは以下の7頭。ダートではベストウォーリアだけである。

バンブーメモリー  89年スワンS   59キロ 0.6秒差
フジノマッケンオー 96年セントウルS 59キロ 0.3秒差
エイシンガイモン  96年セントウルS 59キロ 0.5秒差
ショウナンカンプ  02年スワンS   59キロ 0.5秒差
ショウナンカンプ  03年阪急杯    59キロ 0.4秒差
オレハマッテルゼ  06年京王杯SC  59キロ 0.3秒差
ベストウォーリア  15年プロキオンS 59キロ 0.3秒差

ちなみに86年以降、JRA平地重賞を59.5キロ以上で勝った馬(アラブを除く)は以下の7頭しかいない。

スズパレード    86年ダービー卿CT 60キロ
トウショウレオ   88年京阪杯     59.5キロ
スルーオダイナ   90年ダイヤモンドS 61キロ
カリブソング    91年目黒記念    60.5キロ
ダイタクヘリオス  92年マイラーズC  60キロ
メジロブライト   99年日経新春杯   59.5キロ
ナリタトップロード 02年京都記念    60キロ

ダートでは1頭もおらず、ナリタトップロードが最後に勝ってから13年もたつ。昨今、ハンデ戦でも別定戦でも59.5キロ以上を背負うことは珍しくなったため、8頭目が現れるのはかなり難しそうだ。

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