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07/09/2015

劇的結果のハンデ重賞

現レース名への改称とともにハンデ戦に変更された06年以降、9年連続で破られなかった「トップハンデと1番人気が勝てない」というジンクスを、まとめて破ったアンビシャス。その勝ちっぷりも、3馬身半(0.6秒)差という圧倒的なものだった。
86年以降、JRA平地ハンデ重賞を、単独トップハンデ、1番人気、2着馬に0.5秒以上差で勝った馬は以下の8頭しかいない。

スルーオダイナ   89年ダイヤモンドS
マチカネタンホイザ 93年ダイヤモンドS
スターマン     94年鳴尾記念
アイリッシュダンス 95年新潟記念
サイレンススズカ  98年小倉大賞典
タマモストロング  00年マーチS
マイネルセレクト  04年ガーネットS
アンビシャス    15年ラジオNIKKEI賞

スルーオダイナとマチカネタンホイザが勝ったダイヤモンドステークスは、名手岡部の腕がものを言った長距離戦。アイリッシュダンスが勝った新潟記念は、同馬以外に重賞勝ち馬がいなかった低調メンバー。アンビシャス以前の7頭のうち真に目を引くのは、のちにG1を勝つサイレンススズカとマイネルセレクト、2走前にナリタブライアンに土をつけたスターマン、初ダートから7連勝目だったタマモストロングの4頭だ。
アンビシャスはサイレンススズカやマイネルセレクトのように、今後さらなる大舞台で活躍する可能性大とみるが、はたして…。

一方、中京のメイン、CBC賞は3着までが順当決着。しかしラジオNIKKEI賞同様、ハンデ戦ということで人気が割れていたため、3連複の配当は1番人気でも20倍を超えた。
過去、3連複1番人気決着で配当が20倍以上だったJRA重賞は以下の5レースしかない。

04年エプソムC 2,160円
1着マイネルアムンゼン 3番人気(6.1倍)
2着ダンツジャッジ   2番人気(5.3倍)
3着ワールドスケール  1番人気(5.2倍)

07年京成杯AH 3,170円
1着キングストレイル 2番人気(6.0倍)
2着カンファーベスト 4番人気(6.6倍)
3着マイネルシーガル 1番人気(5.8倍)
8着ストーミーカフェ 3番人気(6.3倍)

11年NHKマイルC 2,040円
1着グランプリボス   1番人気(4.6倍)
2着コティリオン    2番人気(4.8倍)
3着リアルインパクト  4番人気(6.1倍)
9着エーシンジャッカル 3番人気(6.0倍)

15年クイーンC 2,700円
1着キャットコイン  2番人気(4.4倍)
2着ミッキークイーン 3番人気(8.5倍)
3着ロカ       1番人気(3.2倍)

15年CBC賞 2,390円
1着ウリウリ      2番人気(5.1倍)
2着ダンスディレクター 1番人気(4.0倍)
3着サドンストーム   3番人気(6.6倍)

すべて単勝1番人気が4倍以上つく大混戦。07年の京成杯と11年のNHKマイルカップに至っては、「単勝1-2-3番人気」ではなく「単勝1-2-4番人気」の3連複が1番人気になったほどの“カオス”。こんなレースのこんな決着で喜ぶのは、もちろん、穴党ではなく本命党だろう。

ハンデ重賞が多い夏競馬。今週は福島で七夕賞。1番人気が79年から04年まで26連敗、トップハンデが目下7連敗中のレースだが、はたして…。

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