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08/28/2015

格下高齢馬の激走

先週日曜の3場メインは、芝重賞とダートオープン特別。北九州記念は順当に上位人気2頭で決まったが、札幌記念は上位人気3頭が、NST賞は上位人気2頭が馬券圏外に沈んだ。
8番人気の7歳馬ヒットザターゲットの札幌記念2着以上に驚かされたのが、7番人気の7歳馬トキノゲンジのNST賞1着。同馬は前走1600万条件4着の格上挑戦馬。若い上がり馬ならいざ知らず、7歳馬が格上挑戦でオープンを勝つというのは、とんでもないこと。86年以降、JRA平地オープンを勝った7歳以上馬は延べ310頭を数えるが、そのうち前走で平地条件戦を負けていたのは以下のわずか6頭である。

ローマンプリンス 前走1400万下3着→88年フェブラリーハンデ1着
シーキャリアー  前走1500万下2着→91年七夕賞1着
セイカプレスト  前走1600万下9着→13年札幌日経オープン1着
タニノエポレット 前走1600万下4着→14年万葉ステークス1着
エポワス     前走1600万下2着→15年UHB賞1着
トキノゲンジ   前走1600万下4着→15年NST賞1着

上記6レースのうち5レースはハンデ戦。セイカプレストが勝った札幌日経オープンのみ別定戦だが、10頭立てのこのレースは同馬を含め3頭が格上挑戦、1頭がオープン昇級初戦、6頭が前走オープン8着以下という低レベルメンバー。斤量や相手に恵まれないと難しい芸当、ということだ。

トキノゲンジの2着は同じく7歳馬のダッシャーワンで、こちらは5番人気。5番人気以下の7歳以上馬がワンツーを決めたJRA平地オープンというのも珍しく、86年以降では以下の13レース。すべて2000年以降というのが、サラブレッドの“選手寿命伸長”を如実に物語っている。

00年ダイヤモンドS ユーセイトップラン(7番人気)→ジョーヤマト(11番人気)
05年大阪城S    ビッグゴールド(10番人気)→アンクルスーパー(12番人気)
07年すばるS    モンテタイウン(13番人気)→スズジャパン(12番人気)
07年仁川S     クワイエットデイ(10番人気)→ツムジカゼ(7番人気)
07年尾張S     トーセンザオー(8番人気)→トールハンマー(14番人気)
08年バレンタインS ナスノストローク(9番人気)→ワイルドファイアー(6番人気)
09年名鉄杯     ニシノナースコール(8番人気)→メイショウサライ(6番人気)
10年アメリカJCC ネヴァブション(5番人気)→シャドウゲイト(9番人気)
11年小倉大賞典   サンライズベガ(6番人気)→バトルバニヤン(9番人気)
12年小倉大賞典   エーシンジーライン(5番人気)→スマートギア(10番人気)
12年中日新聞杯   スマートギア(6番人気)→ダンツホウテイ(9番人気)
15年新潟大賞典   ダコール(5番人気)→ナカヤマナイト(13番人気)
15年NST賞    トキノゲンジ(7番人気)→ダッシャーワン(5番人気)

これらもほとんどがハンデ戦で、別定戦は09年の名鉄杯と10年のアメリカJCCだけ。今週は古馬別定オープンが3鞍組まれており、計11頭の7歳以上馬が参戦するが、はたして…。

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