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09/17/2015

驚異の58キロ9歳馬V

4歳馬2頭が単勝2倍台で2強を形成したエニフステークスを勝ったのは、なんと10番人気の9歳馬、エーシンビートロン。3月にもダートオープンを人気薄で連続好走していた大ベテランが、外枠発走からの正攻法競馬で歴史に残る勝利をあげた。
86年以降、JRA平地オープンを勝った9歳以上馬は以下のとおり。

ハヤブサオーカン  93年吾妻小富士OP  9歳56キロ
ゲイリーフラッシュ 02年シルクロードS  9歳52キロ
アサカディフィート 07年小倉大賞典    9歳57.5キロ
アサカディフィート 07年アンドロメダS  9歳57キロ
アサカディフィート 08年小倉大賞典    10歳57.5キロ
ニシノコンサフォス 10年ジャニュアリーS 10歳56キロ
アンクルリーサム  10年すばるS     9歳56キロ
マヤノライジン   10年大坂城S     9歳54キロ
トウカイトリック  12年ステイヤーズS  10歳56キロ
エーシンビートロン 15年エニフS     9歳58キロ

エーシンビートロンが背負った58キロは最重斤量。しかもこれは別定戦でのもの。ハヤブサオーカン、アンクルリーサム、トウカイトリックが勝ったレースも別定戦だが、この3頭はすべて56キロだ。
一方、86年以降、JRA平地オープンを58キロ以上で勝った8歳以上馬は以下のとおり。

フジヤマケンザン  96年金鯱賞     8歳59キロ
キョウトシチー   99年東海S     8歳58キロ
シンコウスプレンダ 02年マリーンS   8歳59キロ
スマートボーイ   03年マーチS    8歳58キロ
タップダンスシチー 05年金鯱賞     8歳59キロ
プリサイスマシーン 07年阪急杯     8歳58キロ
ローエングリン   07年中山記念    8歳58キロ
カンパニー     09年中山記念    8歳58キロ
カンパニー     09年毎日王冠    8歳58キロ
カンパニー     09年天皇賞秋    8歳58キロ
マイネルキッツ   11年ステイヤーズS 8歳58キロ
マルカフリート   14年大和S     8歳58キロ
ペルーサ      15年札幌日経OP  8歳58キロ
エーシンビートロン 15年エニフS    9歳58キロ

なんとエーシンビートロンは、86年以降、JRA平地オープンを58キロ以上背負って勝った初の9歳以上馬となったのである。
思えばこの馬、あの「伝説の新馬戦」の5着馬だった。08年10月26日、オウケンブルースリが勝った第69回菊花賞当日の京都5レース、芝1800m新馬戦。1着アンライバルド、2着リーチザクラウン、3着ブエナビスタ、4着スリーロールス。この4頭のようにクラシックで輝くことはできなかったが、5着に逃げ粘ったエーシンビートロンもまた、その名を伝説に刻み込んだと言えるだろう。今回の勝ちっぷりは強いの一語。さらなる活躍を期待したい。

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