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09/03/2015

人気薄牝馬激走

やはり「夏は牝馬」。サマーシリーズ開幕以降、牝馬が出走した牡牝混合重賞は20レースを数えるが、そのうち12レースで牝馬が3着以内に来ている。残る8レースのうち3レースは、参戦牝馬が二桁人気1頭だけだから、“馬券内率”の高さはかなりのものだ。
3着以内に来た牝馬の激走ぶりが、これまた凄まじい。延べ17頭のうち3番人気以内だったのはわずか7頭。実に9頭が8番人気以下で、6頭が二桁人気。先週は、8番人気のティリアンパープルが新潟ジャンプステークスを勝ち、12番人気ウインファビラスが新潟2歳ステークス2着。キーンランドカップは8番人気→9番人気のワンツー決着となった。
この3鞍の結果のうち、特に目を引いたのがキーンランドカップ。勝ったウキヨノカゼは5歳、2着のトーホウアマポーラは6歳。5歳以上の牝馬が牡馬相手の重賞でワンツーを決めること自体が珍しい上に、2頭とも人気薄とは…。
86年以降、5歳以上牝馬が1~2着を占めた牡牝混合重賞は以下の17レース。このうち2頭とも5番人気以下だったのは4レース、8番人気以下となると2レースしかない。

87年新潟大賞典
6歳セッテジュノー(2番人気)→6歳トウカイローマン(5番人気

92年関屋記念
5歳スプライトパッサー(6番人気)→5歳ビーパップ(1番人気)

95年金鯱賞
5歳サマニベッピン(9番人気)→6歳フェイヴァーワン(2番人気)

96年フェブラリーS
6歳ホクトベガ(3番人気)→6歳アイオーユー(9番人気

96年札幌スプリントS
5歳ノーブルグラス(3番人気)→5歳オギティファニー(2番人気)

97年新潟記念
5歳パルブライト(2番人気)→5歳クイーンソネット(5番人気

99年阪急杯
5歳キョウエイマーチ(2番人気)→5歳ブロードアピール(1番人気)

01年シリウスS
7歳ブロードアピール(1番人気)→6歳トシザミカ(5番人気

03年アイビスSD
6歳イルバチオ(6番人気)→6歳ティエッチグレース(5番人気

03年セントウルS
5歳テンノキセキ(2番人気)→5歳ビリーヴ(1番人気)

06年函館スプリントS
5歳ビーナスライン(13番人気)→6歳シーイズトウショウ(1番人気)

06年キーンランドC
6歳チアフルスマイル(4番人気)→6歳シーイズトウショウ(1番人気)

09年セントウルS
5歳アルティマトゥーレ(5番人気)→5歳スリープレスナイト(1番人気)

12年オーシャンS
6歳ワンカラット(9番人気)→6歳グランプリエンゼル(5番人気

14年CBC賞
5歳トーホウアマポーラ(4番人気)→5歳エピセアローム(3番人気)

14年北九州記念
5歳リトルゲルダ(8番人気)→5歳メイショウイザヨイ(13番人気

15年キーンランドC
5歳ウキヨノカゼ(8番人気)→6歳トーホウアマポーラ(9番人気

夏競馬最終週を飾るのは、3場すべて牡牝混合重賞。札幌では2歳牝馬6頭、新潟では5歳牝馬1頭、小倉では2歳牝馬5頭が牡馬に挑むが、はたして…。

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