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10/09/2015

6歳牝馬の大偉業

ストレイトガールが、春のヴィクトリアマイルに続いて秋G1第1弾、スプリンターズステークスも制覇。JRA史上初めて「6歳牝馬によるG1V2」という快挙を達成した。昨年はヴィクトリアマイルを6番人気で3着、スプリンターズステークスを2番人気で2着だったのが、今年は前者を5番人気で1着、後者を1番人気で1着。デビュー当時420キロ台だった馬体重は、今や460キロ台。6歳秋にして、まさに完全本格化だ。
86年以降、6歳以上の日本の牝馬が勝ったJRA平地G2以上は以下のとおり。

87年京都大賞典    6歳トウカイローマン
90年京王杯SC    6歳シンウインド
92年スワンS     6歳ディクターガール
96年フェブラリーS  6歳ホクトベガ
00年東海S      6歳ファストフレンド
06年セントウルS   6歳シーイズトウショウ
07年阪神牝馬S    6歳ジョリーダンス
09年日経新春杯    6歳テイエムプリキュア
09年阪神牝馬S    8歳ジョリーダンス
12年札幌記念     6歳フミノイマージン
15年ヴィクトリアM  6歳ストレイトガール
15年スプリンターズS 6歳ストレイトガール

G1を2勝どころか1勝した6歳以上牝馬もストレイトガールしかいない(外国馬は89年のJCを勝ったホーリックス)。G2以上を2勝した6歳以上牝馬は、ストレイトガールのほかにはジョリーダンスのみ。これほど強い“熟牝”は、もう二度と現れないのではあるまいか。
同馬が果たした快挙はまだある。1200mG1と古馬マイルG1の制覇だ。これまでの達成馬は以下のとおり。

バンブーメモリー 89年安田記念 90年スプリンターズS
ダイイチルビー  91年安田記念 91年スプリンターズS
タイキシャトル  97年&98年マイルCS 97年スプリンターズS 98年安田記念
ブラックホーク  99年スプリンターズS 01年安田記念
デュランダル   03年スプリンターズS 03年&04年マイルCS
ロードカナロア  12年&13年スプリンターズS 13年高松宮記念 13年安田記念
ストレイトガール 15年ヴィクトリアマイル 15年スプリンターズS

次走、香港スプリントがラストランとなるストレイトガール。昨年3着の雪辱を果たし、タイキシャトル、デュランダル、ロードカナロアに次いで3頭目、牝馬としては初の「3勝」はなるか…。

今年のスプリンターズステークスは、6歳牝馬の勝利だけでなく、2着が7歳馬だったことにも驚かされた。下半期のJRA平地G1で6歳以上の日本馬がワンツーを決めるのは非常に珍しい。通年だと86年以降では以下の10レースが該当するが、このうち下半期のレースは青字の2つしかない。

93年宝塚記念     6歳メジロマックイーン→6歳イクノディクタス
05年高松宮記念    6歳アドマイヤマックス→6歳キーンランドスワン
08年フェブラリーS  6歳ヴァーミリアン  →8歳ブルーコンコルド
08年ジャパンCダート 6歳カネヒキリ    →6歳メイショウトウコン
10年高松宮記念    7歳キンシャサノキセキ→6歳ビービーガルダン
10年天皇賞春     6歳ジャガーメイル  →7歳マイネルキッツ
10年安田記念     6歳ショウワモダン  →7歳スーパーホーネット
12年フェブラリーS  6歳テスタマッタ   →6歳シルクフォーチュン
15年ヴィクトリアM  6歳ストレイトガール →6歳ケイアイエレガント
15年スプリンターズS 6歳ストレイトガール →7歳サクラゴスペル

今週は京都大賞典に6歳牝馬フーラブライドが出走するが、はたして…。

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