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03/03/2016

アンストッパブルミルコ

JRA通算500勝を、武豊のJRA記録に並ぶ「重賞施行機会5連勝」で飾ったミルコ・デムーロ。アッパレとしか言いようがない。この快挙の内訳は以下のとおり。

2/14(日) 京都記念    サトノクラウン
2/20(土) 京都牝馬S   クイーンズリング
2/21(日) フェブラリーS モーニン
2/27(土) アーリントンC レインボーライン
2/28(日) 中山記念    ドゥラメンテ

これは、史上1位の「開催日5連勝」でもあり、岩田と並ぶ史上2位タイの「騎乗機会5連勝」でもある。一方、武豊の「施行機会5連勝」は以下のとおり。

98/10/04(日) セントウルS マイネルラヴ
98/10/10(土) 重賞開催なし
98/10/11(日) 毎日王冠   サイレンススズカ
98/10/17(土) 重賞開催なし
98/10/18(日) 京都新聞杯  スペシャルウィーク
98/10/24(土) デイリー杯  エイシンキャメロン
98/10/25(日) 秋華賞    ファレノプシス

10月3日(土)はユニコーンステークスで騎乗予定のニホンピロジュピタが出走を取り消してしまったが、9月27日(日)はローズステークスをファレノプシスで勝っているので、「騎乗機会」は史上1位の6連勝。さらに、9月26日(土)は札幌3歳ステークスをマチカネテルテルで6着に敗れたが、9月20日(日)はオールカマーをダイワテキサスで勝っているので、これまた史上1位の「6週連続重賞勝利」も果たしている。
今週は、ジュエラーでチューリップ賞に、リオンディーズで弥生賞に挑むデムーロ。武豊を突き放し、並び、近づくことはできるか…。

先週の重賞2勝は、そんな絶好調のデムーロを象徴する勝ちっぷり。アーリントンカップは掲示板5頭が同タイムという大激戦からハナ差抜け出し、中山記念は2着馬の猛追をクビ差しのいだ。すべてのレースを貪欲に勝ちに行く騎乗スタイルなればこそ、僅差の勝負に滅法強い。JRA重賞をコンマ1秒以内で勝った数と負けた数を騎手別に見てみると(現役20勝以上&戸崎・ルメール)、デムーロの並外れたファイティングスピリットが嫌でも伝わってくる。

デムーロ 30勝11敗 勝率.732
川田   26勝15敗 勝率.634
柴田善  57勝33敗 勝率.633
武豊   141勝98敗 勝率.590
岩田   49勝36敗 勝率.576
浜中   21勝18敗 勝率.538
池添   40勝36敗 勝率.526
四位   39勝39敗 勝率.500
和田   23勝23敗 勝率.500
戸崎   16勝16敗 勝率.500
蛯名   72勝75敗 勝率.490
内田   22勝23敗 勝率.489
横山典  67勝72敗 勝率.482
福永   55勝60敗 勝率.478
ルメール 13勝17敗 勝率.433
田中勝  29勝40敗 勝率.420

意外と勝負強い柴田善。この数でこの勝率はさすがと言うほかない武豊。テイエムオペラーで勝率を稼いだ和田。騎乗馬の質を考えると残念な福永。なかなか示唆に富むデータである。個人的には、デムーロがトップでカツハルが最下位というのが大いにウケた。ネオユニヴァースのデムーロがサクラプレジデントのカツハルをポカリとやった皐月賞は、二人のキャラをまさに象徴するレースだったのである(笑)。

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