« 3強筆頭馬券圏外 | Main | 極小牝馬の離れ業 »

04/20/2016

まさかまさかの皐月賞

牡馬1冠目の結果は、2つの点で大いに目を引いた。まずは、3強が揃って敗退したこと。86年以降、1~3番人気が単勝4.0倍以下だったJRA平地G1は11レースあるが、4番人気以下が勝ったのはこれが3レース目。過去2レースは1番人気が単勝3倍台だから、1~2番人気が単勝2倍台の16年皐月賞は、衝撃度では間違いなく一番だ。

93年エリザベス女王杯
1着ホクトベガ    9番人気(30.4倍)
2着ノースフライト  5番人気(14.6倍)
3着ベガ       2番人気 (3.7倍)
9着スターバレリーナ 1番人気 (3.4倍)
10着ユキノビジン   3番人気 (4.0倍)

15年チャンピオンズC
1着サンビスタ    12番人気(66.4倍)
2着ノンコノユメ   3番人気 (3.8倍)
3着サウンドトゥルー 5番人気(12.6倍)
5着ホッコータルマエ 2番人気 (3.7倍)
7着コパノリッキー  1番人気 (3.3倍)

16年皐月賞
1着ディーマジェスティ 8番人気(30.9倍)
2着マカヒキ      3番人気 (3.7倍)
3着サトノダイヤモンド 1番人気 (2.7倍)
5着リオンディーズ   2番人気 (2.8倍)

3強が敗退した3レース以外の、3強が勝った8レースは、1番人気が5勝、2番人気が3勝。なんと3番人気は2着が7回もありながら1勝もしていない。3強レースで手っとり早く目を絞るなら、3番人気頭の目を買わないことである。

この「3強敗退」以上に驚かされたのが、3強をレースレコードで一蹴したディーマジェスティが単勝30.9倍の8番人気だったこと。共同通信杯ではハートレーとスマートオーディンの2強に圧勝。同レースからの直行は過去2年の勝ち馬と同じ。差し馬なので大外枠もさしたる不安材料ではなし。そんな馬がかくも人気がなかった原因は、共同通信杯6番人気Vが過小評価されたことと、非社台系であることにほかなるまい。
86年以降、3歳3冠とその前走をいずれも4番人気以下で制した馬は8頭。6番人気以下は4頭しかいない。

88年コスモドリーム   400万特別4番人気    →オークス10番人気
95年サクラキャンドル  クイーンS8番人気   →エリザベス女王杯10番人気
97年サニーブライアン  皐月賞11番人気     →ダービー6番人気
98年エリモリクセル   忘れな草賞5番人気   →オークス7番人気
06年キストゥヘヴン   フラワーC6番人気   →桜花賞6番人気
06年メイショウサムソン スプリングS4番人気  →皐月賞6番人気
15年キタサンブラック  セントライト記念6番人気→菊花賞5番人気
16年ディーマジェスティ 共同通信杯6番人気   →皐月賞8番人気

ディーマジェスティと同じく皐月賞で“伏兵連勝”を果たした非社台系のメイショウサムソンは、続くダービーでは3.8倍の1番人気に支持され2冠達成。ディーマジェスティははたして…。

|

« 3強筆頭馬券圏外 | Main | 極小牝馬の離れ業 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93032/63514136

Listed below are links to weblogs that reference まさかまさかの皐月賞:

« 3強筆頭馬券圏外 | Main | 極小牝馬の離れ業 »