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06/24/2016

3歳牝馬最速V

3連複1番人気が31.3倍、3連単1番人気が122.8倍という大混戦の函館スプリントステークスを制したのは、桜花賞ブービー17着以来の休み明けだった単勝12番人気の3歳牝馬、ソルヴェイグ。この勝利は実にエポックメイキングなものだった。

今回、同馬が背負った斤量は50キロ。86年以降、斤量50キロ以下の馬が勝ったJRA重賞はこれが20レース目となるが、そのうち18レースはハンデ戦。別定戦は、あのノースフライトが3歳時に50キロで制した93年の府中牝馬ステークスと、今年の函館スプリントステークスだけ。牡牝混合戦ではソルヴェイグが初V馬だ。

3歳牝馬による6月19日のJRA3歳以上牡牝混合重賞制覇というのも、とんでもない快挙である。
86年以降、6月のJRA3歳以上重賞を制した3歳馬は以下の5頭のみ。ソルヴェイグより早くJRA3歳以上重賞を制した3歳馬は2頭いるが、リアルインパクトは牡馬、ソリッドプラチナムが勝ったのは牝馬限定戦。現行日程でソルヴェイグの最速記録を破るには、鳴尾記念か安田記念かエプソムカップを勝つしかない。

11/6/05 安田記念   リアルインパクト
06/6/18 マーメイドS ソリッドプラチナム
16/6/19 函館SS   ソルヴェイグ
86/6/22 高松宮杯   ラグビーボール
02/6/30 函館SS   サニングデール

今回はなんと2着も3歳馬。これまた驚くべき新記録である。86年以降、3歳馬がワンツーを決めたJRA3歳以上重賞はこれが36レース目となるが、そのうち30レースは11月以降。10月以前は以下の6レース、9月以前は2レースしかなく、今年の函館スプリントステークスは、“アンタッチャブル”と思えた従来のレコード(7/16)を約1か月も上回ってしまった。

16/6/19 函館SS   ソルヴェイグ→シュウジ
06/7/16 アイビスSD サチノスイーティーマリンフェスタ
12/10/07 毎日王冠   カレンブラックヒル→ジャスタウェイ
10/10/10 毎日王冠   アリゼオ→エイシンアポロン
12/10/20 富士S    クラレント→ファイナルフォーム
05/10/29 武蔵野S   サンライズバッカス→カネヒキリ

函館スプリントステークスはワンツー、ユニコーンステークスはハイレベル決着。今年の3歳世代は、牡馬クラシック路線以外もレベルが高い。こういう年こそ、有力3歳馬の参戦で、宝塚記念が“キングジョージ”になってほしいのだが…。

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