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06/09/2016

歴史的復活V

12頭立ては88年以来。その88年は、逃げたニッポーテイオーが勝ち、ダイナアクトレスが2着。ロゴタイプが逃げ切り、ダイナアクトレスの孫を父にもつモーリスが2着となった今年の安田記念は、28年前のまさに焼き直しだった。

しかし、スクリーンヒーロー産駒が逃げ馬の2着に敗れたことは“歴史の必然”としても、皐月賞馬の復活勝利には目が点にならないわけにはいかない。G1馬による「約3年2か月ぶり」のJRA・G1勝利は、アドマイヤコジーンの「約3年6か月ぶり」に次いで史上2位。ただしアドマイヤコジーンは、朝日杯以来の勝利を安田記念の前にすでにあげていた(02年の東京新聞杯と阪急杯)。G1勝ちとG1勝ちの間の未勝利期間ということなら、ロゴタイプを上回る馬はいない。

また、世代限定G1ウィナーによる6歳以上でのJRA・G1勝利も、非常に珍しい記録である。グレード制導入以降、これを果たしたのは以下の6頭のみ。牝馬はともかく、ダービー馬が6歳以上でG1を勝っていないというのは興味深い。

メジロマックイーン 90年菊花賞→93年宝塚記念
ライスシャワー   92年菊花賞→95年天皇賞春
アドマイヤコジーン 98年朝日杯→02年安田記念
ダイワメジャー   04年皐月賞→07年安田記念・マイルCS
ゴールドシップ   12年皐月賞・菊花賞→15年天皇賞春
ロゴタイプ     12年朝日杯・13年皐月賞→16年安田記念

ロゴタイプはこれで、2歳G1&クラシック&古馬G1制覇。グレード制導入以降、同馬のほかにこれを成し遂げた牡馬は、あのナリタブライアンしかいない。ただしナリタブライアンが勝った古馬G1は、3歳時の有馬記念。2歳&3歳&4歳以降でG1制覇となると、ロゴタイプ単独の快挙である。ちなみにこれを果たした牝馬は、ニシノフラワー、メジロドーベル、ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネと5頭もいる。2歳王者より2歳女王の方が“丈夫で長持ち”ということか。
こうなったらロゴタイプにはぜひ、空前の世代限定G1馬による7歳でのG1勝利を狙ってほしい。

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