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07/27/2016

右肩上がりの同コース連勝

世代最初の重賞、函館2歳ステークスは、2番人気のレヴァンテライオンが「1分09秒2」のレコードで制した。同馬の前走は同じ函館芝1200mの新馬戦で、勝ちタイムは「1分10秒9」。稍重→良とはいえ、一気に「1秒7」も縮めたのは驚きだ。
86年以降、同じコースでデビュー戦と重賞を連勝した2歳馬は30頭。その重賞でデビュー戦(良馬場or稍重)から1秒以上タイムを縮めた馬は以下の16頭である。

95年ラジオたんぱ杯 ロイヤルタッチ   2分05秒2→2分02秒7 -2秒5
97年函館3歳S   アグネスワールド  1分11秒0→1分09秒8 -1秒2
99年新潟3歳S   ゲイリーファンキー 1分23秒3→1分22秒0 -1秒3
00年札幌3歳S   ジャングルポケット 1分52秒0→1分49秒6 -2秒4
00年ラジオたんぱ杯 アグネスタキオン  2分04秒3→2分00秒8 -3秒5
06年函館2歳S   ニシノチャーミー  1分12秒0→1分10秒3 -1秒7
06年新潟2歳S   ゴールドアグリ   1分37秒7→1分35秒2 -2秒5
06年東京スポーツ杯 フサイチホウオー  1分50秒1→1分48秒7 -1秒4
08年函館2歳S   フィフスペトル   1分11秒8→1分10秒7 -1秒1
11年ラジオNIKKEI杯 アダムスピーク   2分06秒0→2分02秒4 -3秒6
12年札幌2歳S   コディーノ     1分52秒9→1分48秒5 -4秒4
13年京王杯2歳S  カラダレジェンド  1分24秒4→1分23秒1 -1秒3
14年新潟2歳S   ミュゼスルタン   1分37秒0→1分33秒4 -3秒6
14年小倉2歳S   オーミアリス    1分09秒8→1分08秒4 -1秒4
14年東京スポーツ杯 サトノクラウン   1分50秒0→1分47秒9 -2秒1
16年函館2歳S   レヴァンテライオン 1分10秒9→1分09秒2 -1秒7

当然のことながら、短縮タイムは距離にほぼ比例する。2秒以上縮めた8レースはすべてマイル以上。レヴァンテライオンの「1秒7」は、1400m以下ではニシノチャーミーと並んで最大タイだ。ただしニシノチャーミーの新馬戦は牝馬限定戦だから、実質的にはレヴァンテライオンが単独トップと言っていいだろう。

2歳馬によるこうしたパフォーマンスが好素質の証であることは、上記16頭のうち8頭がその後も重賞を勝ち、10頭がその後G1で3着以内に来ていることから疑いなし。37年ぶりの米3冠馬を送り出したケンタッキーダービー2着馬を父に、ブリーダーズカップ・クラシックのレコードウィナーを母父にもつレヴァンテライオンの今後にも要注目だ。

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